国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
準耐火性能試験・不燃性能試験等の不正受験に関する調査の実施について

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 準耐火性能試験・不燃性能試験等の不正受験に関する
 調査の実施について

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平成19年11月19日
<問い合わせ先>
住宅局建築指導課

(内線39563)

TEL 03-5253-8111(代表)

 

  1. 背景
    •  ニチアス(株)が製造した繊維混入けい酸カルシウム板を使用した軒裏の準耐火性能試験及び間仕切壁の耐火性能試験、また、東洋ゴム工業(株)が製造した硬質ウレタン製両面金属面材断熱パネルの不燃性能試験等において、不正な試験体により大臣認定を受けていたことが明らかになったことから、大臣認定の取消し、使用建築物の特定・改善策を講じること、及び当該企業や指定性能評価機関による原因究明・再発防止策の検討等を指示してきたところです。
    •  また、これらの不正受験が明らかになって以降、国民の間では、防耐火材料等の大臣認定に対する不信感が広まってきており、そのために、国土交通省では、本日付けで防耐火材料等の大臣認定を取得している全ての企業に対して、不正な試験体による性能評価試験の受験の有無など、自主調査の依頼をいたしました。

  2. 調査の概要
    • 調査期間:平成19年11月19日(月)〜12月21日(金)
    • 対象企業数:防耐火材料等の大臣認定を取得している全ての企業 1,772社
    • 対象大臣認定件数:13,965件
    • 調査項目:
      不正な試験体による性能評価試験の受験の有無
      性能評価書の改ざんの有無
      大臣認定を受けた仕様とは異なる仕様の構造方法等の販売等を行ったことの有無

  3. 今後の対応
    •  今後、大臣認定を受けたすべての防耐火材料等の中から、サンプル調査を実施して防耐火性能の有無を確かめる予定です。(平成20年1月頃〜)

     また、当該2社等からの原因究明や再発防止策についての報告、上記の企業による自主調査の結果、またサンプル調査などを踏まえつつ、不正な試験体による性能試験の実施を防止することを目的とした再発防止策を講じていくこととする。


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