国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
乗用車等の新しい燃費基準(トップランナー基準)に関する最終取りまとめについて


 

 

 


 乗用車等の新しい燃費基準(トップランナー基準)に関する
 最終取りまとめについて

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平成19年2月2日
<問い合わせ先>
自動車交通局
技術安全部環境課

(内線42525)

TEL:03-5253-8111


 

  1. 新しい燃費基準に関する最終取りまとめについて
     本日、国土交通省及び経済産業省が設置した「交通政策審議会陸上交通分科会自動車交通部会自動車燃費基準小委員会」と「総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会自動車判断基準小委員会」の合同会議において、平成17年7月より検討してきた「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)」に基づく乗用車、小型バス、小型貨物車(以下「乗用車等」という。)の新しい燃費基準(トップランナー基準※1)について、最終取りまとめが行われました。

    ※1:トップランナー基準:現在商品化されている自動車の燃費性能をベースとし、技術開発の将来の見通し等を踏まえて策定した基準値。

     本合同会議では、これまで、合計7回の審議を経て中間取りまとめを行い、パブリックコメントを実施し、国民の皆様から広くご意見を募集したところ、8名の方から19件のご意見が寄せられました。本日の第8回合同会議において、それぞれの意見に対する考え方を整理するとともに、乗用車等の新しい燃費基準について最終取りまとめが行われたものです。
     今回、最終取りまとめを行った乗用車については、2015年度を目標年度とし、2004年度から出荷台数比率が同じと仮定した場合、2004年度実績値と比べて23.5%、燃費が改善されることになります。

    <2004年度実績に対する燃費改善率>
    自動車の種別 2004年度実績値 2015年度推定値 燃費改善率※2
    乗用車 13.6(km/L) 16.8(km/L) 23.5%
    小型バス 8.3(km/L) 8.9(km/L) 7.2%
    小型貨物車 13.5(km/L) 15.2(km/L) 12.6%

    ※2:目標年度(2015年度)における各区分毎の出荷台数比率が、2004年度と同じと仮定して試算した値。また、この燃費値は、より最近の走行実態に即したJC08モードにより測定した値である。

  2. 今後のスケジュールについて
     今後は、この最終取りまとめを受け、「総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会」の審議・承認を経て、本年夏頃を目途に省エネ法の関連法令を改正する予定です。


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