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バスの不正な二次架装に関する自動車製作者等からの報告について
平成19年3月2日 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局 技術安全部整備課 |
(内線42402、42422) |
TEL:03-5253-8111 |
1.経緯 |
(1) | バスの不正な二次架装については、関東運輸局東京運輸支局が平成18 年3 月13 日付けで告発した、販売会社「東京いすゞ自動車(株)」の大型観光バス10 台の不正事案に関連し、1 月23 日、同社のほか、大型自動車製作者の「いすゞ自動車(株)」及びバス製作会社の「ジェイ・バス(株)」が書類送検されました。2 月21 日、「東京いすゞ自動車株)」及び「いすゞ自動車(株)」は略式起訴されましたが、「ジェイ・バス(株)」は起訴猶予となりました。 |
(2) | 「いすゞ自動車(株)」及び「ジェイ・バス(株)」に対しては、事実関係の報告を受け、1 月31 日、自動車交通局長名で厳重注意を行うとともに、再発防止のため業務改善を指示しました。また、両社には同種不正行為について調査を指示しました。 |
(3) | また、その他の大型自動車製作者の「日野自動車(株)」、「三菱ふそうトラック・バス(株)」、「日産ディーゼル工業(株)」に対しても、同種不正行為について調査を指示しました。 |
2.報告書の概要 |
大型四社と「ジェイ・バス(株)」から、本日、報告書が提出されました。概要は次のとおりです。
(1)不正な二次架装をしたと思われるバスの台数
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基準への適合が困難な仕様が商談時に作成されていたことから、仕様決定のプロセスにきちんと関与して、責任を持って仕様の適否を判断すること |
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バス製作会社が行う完成検査において軸重等が基準違反であるにも拘わらず合格としていたことから、完成検査の結果を責任をもって確認すること を含む内容。 |
3.国土交通省の対応 |
(1)再発防止策
上記の再発防止策を各社が確実に実施することが重要であることから、国土交通省として定期的に監査を実施します。
(2)厳重注意等
今回新たに問題が発覚した「日野自動車(株)」、「三菱ふそうトラック・バス(株)」、「日産ディーゼル工業(株)」に対しては、本日、自動車交通局長名で厳重注意と再発防止策の実施の徹底を指示しました。
( 参考) これまでに判明した不正な二次架装をしたと思われるバスの台数
〜H15 | H16 | H17 | H18 | 合計 | |
いすゞ自動車 | 199 | 28 | 17(※) | 0 | 244(※) |
日野自動車 | 22 | 12 | 0 | 34 | |
三菱ふそうトラック・バス | 52 | 3 | 0 | 55 | |
日産ディーゼル工業 | 36 | 13 | 0 | 49 | |
合 計 | 199 | 138 | 45 | 0 | 382 |
(※) 告発・起訴の対象となった10 台(今回の報告には含まれず)を含む。
◆添付文書◆
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