ジメチルエーテル(DME)を燃料とする散水車の公道走行試験を開始します
〜次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクトで開発しました〜
平成19年3月19日 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局 技術安全部環境課 |
(内線42523) |
道路局 地方道・環境課 道路環境調査室 |
(内線38232) |
TEL:03-5253-8111 |
国土交通省では、大都市を中心とした厳しい大気汚染問題を抜本的に解決し、地球温暖化対策に資するため、独立行政法人交通安全環境研究所を中核的研究機関として産学官の連携により「次世代低公害車開発・実用化プロジェクト」を実施し、大型ディーゼル車に代替する次世代低公害車の開発・実用化の促進に取り組んでいます。
次世代低公害車の1つであるジメチルエーテル(DME)自動車については、技術基準の検討等のために必要な安全・環境性能に関するデータを取得することを目的として、現在、大型DMEトラック等の公道走行試験を実施しているところです。
今回、長時間にわたる高負荷低速走行や過酷な条件下におけるデータを取得するため、新たにDME道路維持作業用自動車(DME散水車)を試作し、公道走行試験を実施することとしました(DME散水車の製作は、公募により選定された日産ディーゼル工業鰍ノおいて実施)。
今月22日より国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所における実際の道路維持管理業務に使用し、得られたデータを基にDME自動車の技術基準や実用性の向上のための検討を実施することとしています。
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