国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
E10対応車の技術指針を策定しました〜 E10対応車の公道走行試験が可能になります 〜


 

 

 


 E10対応車の技術指針を策定しました
 〜 E10対応車の公道走行試験が可能になります 〜

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平成19年10月12日
<問い合わせ先>
自動車交通局技術安全部
 環境課地球温暖化対策室

(内線42504、42524)

TEL:03-5253-8111


 

 国土交通省は、E10対応車が公道走行試験を実施するために必要な技術的要件を取りまとめた「E10対応車の技術指針」(※)を10月12日に策定しました。これにより、E10対応車の公道走行試験が可能となります。この技術指針は、「E10対応車安全・環境性能検討会」(検討員は別紙2)における審議を経て策定したものです。

 E10とは、エタノールをガソリンに10%混合したもので、E10対応車は、同燃料を使用することが可能であり、バイオエタノールの普及を進め、CO2排出量の削減に寄与します。
 3%混合のE3までは、一般ガソリン車に使用することが可能ですが、E10のようにそれ以上 の濃度で使用する場合は、適切な車両構造上の対策がなされていないと、燃料配管の腐食や排出ガス規制への抵触の問題が生じる恐れがあります。

 このため、今回、E10対応車としてクリアしなければならない試験や満たすべき基準を技術指針として取りまとめました。この指針に適合している場合は、試験自動車として国土交通大臣認定を受け、公道走行試験を行うことができるようになります。

公道走行試験により得られたデータ(部品の劣化状況の有無、排出ガス試験データなど)は、道路運送車両の保安基準(省令)の検討に活用されます。

※E10対応車の技術指針(別紙1参照)
 正式名称は、「道路運送車両の保安基準第56条第4項の規定に基づき認定を行うE10対応車の安全の確保及び環境の保全に関する技術指針」。


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