液化天然ガス(LNG)を燃料とする大型トラックの公道走行試験を開始します
〜国内で唯一、公道を走行するLNG自動車となります〜
平成19年12月18日 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局 |
技術安全部環境課 |
(内線42504、42525) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省では、革新的技術を投入し、環境性能を大幅に向上させた次世代の低公害トラック・バスの開発・実用化を進めるため、独立行政法人交通安全環境研究所を中核的研究機関として産学官の連携により「次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト」を実施しています。
このプロジェクトの対象車種の一つとして、液化天然ガス(LNG)を燃料とする大型トラックの開発を進めているところです(LNGトラックの開発は、公募により選定された(社)日本ガス協会において実施しています)。LNGトラックは、天然ガスの優れた低公害性を活かしつつ、航続距離を確保することが可能であり、このトラックは約1000kmの走行が可能です。一方で、容器内の液化天然ガスの蒸発を抑制するため、燃料タンクの断熱性の確保等の課題があります。
このため、本日から平成20年3月末まで、燃料供給ステーションがある東京都荒川区南千住から福島県いわき市周辺までの一般道や高速道路において公道走行試験を実施することとしました。現在、国内で公道走行しているLNG自動車はこのトラック1台のみとなります。
この公道走行試験により得られた成果は、今後の車両の改良や、安全・環境基準の検討に活用していく予定です。
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