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『第4回 日ASEAN 港湾保安専門家会合』 の開催結果について

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  『第4回 日ASEAN 港湾保安専門家会合』 の開催結果について

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平成19年9月7日
<問い合わせ先>
港湾局
国際・環境課国際企画室
(内線46553、46542)
TEL 03-5253-8111(代表)

 

 国土交通省港湾局と海洋政策研究財団(OPRF)の共催により、9月5日(水)から9月6日(木)まで、福岡において『第4回 日ASEAN 港湾保安専門家会合』を開催致しました。
 国土交通省では、地域的・経済的に我が国と密接な関係にあるASEAN との間で交通分野における交通連携の取り組みを進めております。特に海事・港湾分野においては、「日ASEAN 海事セキュリティプログラム」を立ち上げ、日・ASEAN 地域における海事・港湾セキュリティを改善し、SOLAS 条約 /ISPS コードの実施を支援するためのキャパシティ・ビルディングを行っています。
 標記会合は、「日ASEAN 海事セキュリティプログラム」の一環として実施されるもので、日ASEAN 各国の政府関係者による港湾保安対策の向上を目的としており、ASEAN9カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、シンガポール、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム)の港湾保安の専門家を招聘し、総勢18名で開催されました。開催にあたっては、海洋政策研究財団(OPRF)の平成19年度海外交流基金が活用されています。
 概要については下記のとおりです。


  1. 会議名:第4回 日ASEAN 港湾保安専門家会合

  2. 日時:
     【会議】平成19 年9 月5 日(水)8:30〜18:00
     【現地視察】平成19 年9 月6 日(木)

  3. 場所:福岡市(博多都ホテル 桔梗の間)

  4. 主催:国土交通省港湾局、海洋政策研究財団(OPRF)

  5. 参加者:
     ASEAN9カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)の港湾保安担当課長級、日本(古市港湾局国際企画室長 他)

  6. 主な内容:
    (1)各国の個別行動計画の進捗状況について
    第1回会合で策定した「日ASEAN港湾保安向上行動計画」の中の、個別行動計画の進捗状況について各国専門家から報告がなされました。
    (2)各国のベストプラクティスについて
    港湾保安対策に関するベストプラクティス1について各国専門家から報告がなされました。また、第5回会合においてベストプラクティスブックを作成することで合意されました。
    (3)DOS(Declaration of Security:保安宣言)ガイドライン
    日ASEAN共通のガイドラインとして、保安宣言2ガイドラインの案を提案し、議論がなされました。また、第5回会合において保安宣言ガイドラインを作成することで合意しました。
    (4)第2回日ASEAN港湾保安合同訓練
    平成19年2月にインドネシアを舞台に実施した第1回合同訓練の反省点をふまえ、第2回訓練の内容について議論しました。第2回は平成20年1月にフィリピン(予定)を舞台に開催することで合意されました。
    (5)第5回日ASEAN港湾保安専門家会合
    平成20年3月にマレーシアにおいて第5回日ASEAN港湾保安専門家会合を実施することで合意されました。

01

  1. 港湾保安対策の成功例や先進的な取り組み
  2. 船舶と港湾施設との間、または船舶と船舶との間で交わされた、各々が実施する保安措置を規定する協定


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