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第8回北東アジア港湾局長会議 ならびに第8回北東アジア港湾シンポジウムの開催結果について

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 第8回北東アジア港湾局長会議 ならびに
  第8回北東アジア港湾シンポジウムの開催結果について

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平成19年11月26日
<問い合わせ先>
港湾局国際・環境課
 国際企画室
(内線46553、46554)
TEL 03-5253-8111(代表)

 

 平成19年11月19日(月)〜11月21日(水)の間、大韓民国海洋水産部の主催により、第8回北東アジア港湾局長会議および第8回北東アジア港湾シンポジウムが開催された。
 北東アジア港湾局長会議は、1995年から1999年の間、年1回開催された日韓港湾局長会議をベースに、2000年より中国が加わり拡大したもので、日韓中三国持ち回りで年1回開催されているものである。
 本会合では、3国の「中・長期港湾政策」について情報交換を行ったほか、第1年目となる3テーマの共同研究(WG)の成果が報告された。
 今回の会議の主なポイントは下記の通りである。

  1. 第8回北東アジア港湾局長会議 (11月19日(月) 大韓民国・ソウル)
    出席者
    • 日本(国土交通省 中尾港湾局長をはじめ6名)
    • 韓国(海洋水産部 ユン港湾局長をはじめ9名)
    • 中国(交通部 ツォン水運副司長をはじめ5名)

    主要議事

    • 日韓中3国の「中・長期港湾政策」について、情報交換をおこなった。
      日本:日本における最近の港湾行政の動向
      韓国:韓国における港湾開発政策の新しい方針
      中国:中国における最新の港湾政策と中長期戦略

    •  日韓中3国の共同研究である「緊密な港湾協力の促進」「港湾の浚渫と浚渫土砂の有効利用に関する技術」「北東アジア地域における台風に起因する沿岸災害の軽減策」の1年目の研究成果が報告された。
        このうち、第2回物流大臣会合(2008年5月日本で開催)で報告される共同研究「緊密な港湾協力の促進」の今後の作業方針について3国間で基本合意された。

    • その他以下の事項について日韓中で意見交換を行った。
       「ロシアの参加問題」

  2. 第8回北東アジア港湾シンポジウム (11月21日(水) 光陽市・ワールドマリンセンター)

     シンポジウム冒頭に港湾局から林田技術参事官が挨拶をおこない、その後、下記テーマについて3カ国からプレゼンテーションが行われた。日本からは3名の講師がプレゼンテーションを実施した。

     ※光陽市は釜山から西へ約140km、海岸に位置する町。ポスコ製鉄所があることで有名。現在、大規模なコンテナ港の開発が光陽港で行われている。

    参加者
    総計約120名 (日本側  約40名、韓国側  約50名、中国側  約30名)

    テーマ
    第一部「北東アジアにおける港湾の再開発」
    第二部「北東アジアにおける港湾物流効率化方策」

    プレゼンテーション
    第一部 日本 「港湾再開発による賑わいあるウォーターフロントの形成」
           久保省吾 港湾空間高度化環境研究センター常務理事
      韓国 「港湾再開発政策」(海洋水産部より)
      中国 「資源の最適配分を通じた維持可能な港湾開発の実現」(青島港関係者より)
    第二部 日本 「北東アジアにおける効率的な港湾物流強化方策」
           上村多恵子 京南倉庫株式会社社長、交通政策審議会港湾分科会委員
          「北東アジアにおける交流促進の提言と北東アジアフェリージャパン株式会社の設立について」
           三橋郁雄  (財)環日本海経済研究所 特別研究員
      韓国 「港湾物流の協力体制にかかる改善方策」(海洋研究院より)
      中国 「港湾物流効率化にかかる改善戦略」(交通科学研究院より)


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