国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
「航空機内における安全阻害行為等に関する有識者懇談会」の設置について


 

 

 



 「航空機内における安全阻害行為等に関する有識者懇談会」の設置について
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平成19年1月24日
<問い合わせ先>
航空局航空保安対策室

(内線48164、48170)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

  1. 概要
     航空機内における安全阻害行為等に関する取扱いを定めた航空法第73条の4第5項については、施行後3年を経過した場合、その施行状況を勘案し、必要があると認めるときは、当該規定について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずる旨、附則において規定されている。
      今般、平成19年1月15日をもって施行後3年を経過することから、有識者から構成される「懇談会」を設置し、幅広い観点から、機内安全阻害行為等の施行状況を勘案し、改めて社会情勢の変化に応じた適切な見直しの必要性について検討を行うこととし、1月26日に第一回会合を開催することとする。

    (航空法第73の4第5項概要)
    機長は以下の「機内安全阻害行為等」を行った者に禁止命令ができ、命令違反者は罰則が適用される旨規定。
    (1) 乗降口又は非常口の扉の開閉装置の操作 (5) 座席ベルトの不装着
    (2) 便所における喫煙 (6) 座席の背、テーブル又はフットレストを戻さない行為
    (3) 乗務員に対する業務妨害(セクハラ、暴言等) (7) 手荷物の通路放置
    (4) 携帯電話その他の電子機器の使用 (8) 非常用装置、器具の操作、移動
     
     

  2. メンバー
    前田雅英 首都大学東京都市教養学部長 (座長)
    伊藤栄二 法務省刑事局刑事法制管理官室刑事法制企画官
    大島愼子 筑波学院大学情報コミュニケーション学部教授
    北 幸雄 電子航法研究所理事
    鶴岡憲一 読売新聞東京本社編集委員
    (オブザーバー)
    三宅英夫 定期航空協会 (全日本空輸株式会社 企画室部長)
    塩田和人 定期航空協会 (株式会社日本航空 経営企画室部長)
    清水信三 航空連合会長
    秋山 仁 航空連合事務局長
    久保成人

    国土交通省航空局監理部長 他航空局関係課長

  3. 今後のスケジュール(予定)
    • 第一回 1月26日:法の施行状況及び今後の進め方検討
    • 第二回 2月末:関係者からのヒアリング及び論点整理
    • 最終回 3月末:「提言」のとりまとめ
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