国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
航空重大インシデント調査報告書に関する対応について


 

 

 



 航空重大インシデント調査報告書に関する対応について
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平成19年3月30日
<問い合わせ先>
航空局
 技術部運航課

(内線50104)

 航空機安全課

(内線50232)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 本日、航空・鉄道事故調査委員会は、平成16年11月21日全日空1617便(運航者:(株)エアーニッポンネットワーク)が高知空港において滑走路から逸脱した事案に係る重大インシデント調査報告書を公表した。
 航空局及び(株)エアーニッポンネットワークは以下のとおり措置した。

  1. 航空局が取った措置について

     重大インシデント発生後、高速でハンドル操作をしてもステアリングが不作動とならないよう、カナダ側に設計改善を要請してきたところ。
     本日の調査報告書を受け、
    更に早期の対応をカナダ側に督促した。
    による設計改善が完了するまでの間、高速でのハンドル操作を禁止した。

  2. (株)エアーニッポンネットワークが取った措置について

    重大インシデント発生後、
    航空機製造会社から発行される技術情報を確実に把握・周知するよう体制の強化を行った。
    ステアリングの不作動発生原因及びステアリングを確実に作動させるための情報を運航乗務員へ周知し、ステアリング不作動時の対応についての訓練を実施した。

    なお、同型式機を運航する他社においても既に同様の措置を講じている。

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