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スカンジナビア航空のボンバルディアDHC-8-400型機の2件の
事故を受けた我が国の同型式機の運航停止指示について
(製造会社からの推奨文書に基づく措置)
平成19年9月12日 |
<問い合わせ先> |
航空局航空機安全課 |
(内線50232) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
9日にデンマークのオールボー空港で発生したボンバルディア式DHC-8-400型機事故(スカンジナビア航空SK1209便)に続き、12日(現地時間)にリトアニアのビリニュス空港においても同型式機(スカンジナビア航空SK2748便)が着陸後に同様に右主脚を破損する事故が発生しました。
9日の事故を受けて、同機の製造会社であるボンバルディア社は11日付(カナダ時間)で同型式機の主脚の点検等を推奨する文書を発出していましたが、12日の事故を受け、11日深夜(カナダ時間)に同型式機のうち着陸回数10,000回以上の主脚を装備したものについて、同社が別途指示する検査を実施するまでの間、運航の停止を推奨する文書を発出しました。
これを受け、我が国においては同型機を運航する航空会社に対し、本日15時に同内容を指示しました。なお、国内同型機(計24機)のうち、本指示に基づき運航停止の対象となるものは日本エアコミューター所有の3機であり、既に鹿児島空港(2機)及び伊丹空港(1機)で運航を停止しています。
なお、同文書によれば、同社は現在、主脚の製造者であるグッドリッチ社と協力して適切な検査方法の検討を進めており、また、カナダ航空当局も本件事故を受けて更なる措置を検討しているとのことですので、航空局としては、今後、当該検討状況等を踏まえ、必要に応じ適切に対応する予定です。
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