平成１９年１２月１４日

＜問い合わせ先＞

航空局航空機安全課

（内線50202）

TEL：03-5253-8111（代表）

　

　12月9日に発生したオールニッポンヘリコプター機（ユーロコプター式ＥＣ１３５Ｔ２型）の墜落事故に関連して、同機の製造国政府であるドイツが属する航空当局EASA（欧州航空安全庁）が本日未明、事故機と同系列型機を対象に、予防的措置として、以下の点検を指示する耐空性改善命令（AD）を発行しました。
　これを受け、航空局では、本日、耐空性改善通報TCD-7194A-2007を発行し、下記のように点検を指示したのでお知らせします。

○実施すべき点検の内容（点検箇所については別紙参照）

• テール・ローター・コントロール・ロッドの取り付け状況の検査
• ボール・ピボットの検査
• 不具合があれば交換

○実施時期
　本通報受領後、５飛行時間又は５日以内のうちいずれか早い時期まで

○対象となる航空機（ユーロコプター式ＥＣ１３５系列型：オートパイロット装備機（国内４機）を除く。）

・	オールニッポンヘリコプター	６機	（事故機を除く）
	その他同系列型機の運航者１３法人	２８機	（うち１機は未就航）
		計３４機

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• ＴＣＤ−７１９４Ａ−２００７で点検等を要する部品

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