国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
「自動二輪車駐車システム共同技術開発」における耐震テストの実施について

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  「自動二輪車駐車システム共同技術開発」における耐震テストの実施について

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平成20年2月1日
<問い合わせ先>
都市・地域整備局街路課
(内線32845)
TEL 03-5253-8111(代表)

 

 

 

 

 

 (社)立体駐車場工業会は、国土交通省から委託されている「自動二輪車駐車システム共同技術開発」の一環として、先に公募し、応募のあった民間の共同開発者の固定装置等の耐震テストを実施します。
 自動二輪駐車システム共同技術開発は、機械式駐車場に自動二輪車を安全に駐車させるための固定装置等を開発するもので、共同開発を行う民間の共同開発者が製作した試作品を調査の委託先である(社)立体駐車場工業会が、通常の運転時や地震時の安全性について、振動台を用いた加振実験等で検証することを中心とした安全基準の検討や技術開発の促進のためのデータ収集等を行うためのテストを実施します。
 耐震テストでは、振動台に試作品を搭載し、それに自動二輪車を実際に固定して振動を与え、その安全性の検証等を行うものです。

実験実施期間 平成20年2月1日(金)〜2月15日(金)の平日

 平成18年6月の改正道路交通法の施行により違法駐車の民間取り締まりも始まり、自動二輪車の駐車場整備の要望が多く寄せられていますが、都心部など土地の高度利用が進んでいる地区では新たに駐車場を確保することが困難なことから、既存の駐車場での受け入れを進めることが必要とされています。しかし、都心部等に多く立地している機械式駐車場では、その運転に伴う振動により自動二輪車の転倒、落下等の懸念があるため、ほとんどで受け入れができていないのが現状で、自動二輪車の駐車対策を進めるためには、機械式駐車場での受け入れを可能とするシステムの開発が急務となっています。
 こうしたことから、国土交通省では、安全に駐車できる機械式駐車場の普及を図るため、自動二輪車駐車施設の安全基準の検討と、技術開発などを行う「自動二輪車駐車システム導入検討調査」を実施することとし、その一環として自動二輪車駐車システムを官民共同で開発(共同開発)に取組んでいます。
 この共同開発では、共同して開発を行う者を昨年の9月27日から10月15日にかけて自動二輪車の固定装置の提案を公募し、応募のあったものを審査した結果、6共同企業体、1企業からの提案(10タイプ)を採択しました。
 今回の耐震テストでは、採択した提案をもとに製作された固定装置等の試作品を実際に大型の振動台に搭載し、大型自動二輪車(ロードタイプ、750cc)などの3車種をそれぞれ装置に固定して、阪神大震災など国内で発生した大規模な地震と同じ振動や最大加速度が1.5G(重力加速度の1.5倍)の振動などを加えた場合の固定している自動二輪車の挙動、固定装置にかかる力などを計測し、安全性を検討するための各種のデータを得るものです。
 また、自動二輪車を実際に試作品に固定してみて、固定のしやすさなど運用のしやすさについても確認します。                      


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