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航空路における国際基準に準拠した高精度航法(RNAV5)の導入

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 航空路における国際基準に準拠した高精度航法(RNAV5)の導入

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平成20年3月12日
<問い合わせ先>

航空局

 管制保安部保安企画課

(内線51112、51131)

 技術部運航課

(内線50112)

TEL 03-5253-8111(代表)

 

 

 

 

 

 

 今後の航空交通量増大に対応するため、平成20年3月13日より、我が国の航空路における既存のRNAV経路を航法精度要件を規定したRNAV5経路に置き換えます。
 今後はRNAV5経路の活用により、地上航法無線施設(VOR/DME)の位置に左右されることなく、経路の増設が柔軟にできるようになり、燃料消費の少ない高度帯を飛行することができる等の効果が期待できます。

  1.  航空局では平成24年度末までに国内の合計75路線について、出発から到着までRNAV運航を可能とする計画であり、これらの路線の総経路長を2%程度短縮することを目標としています。
     この計画に基づき、昨年9月にアジア初となるICAO(国際民間航空機関)の基準に準拠したRNAV1を主要空港の出発・到着経路に導入しました。
    (参考) 総経路長2%短縮によるCO2削減効果:年約16万2千トン
      京都議定書目標達成計画の航空分野(約190万トン)の約9%に当たる。

  2.  今般、上記に引き続き、航空路においてもICAO基準に準拠したRNAV5を導入することとし、3月13日以降、既存のRNAV経路等をICAO基準に基づく航法精度を規定したRNAV5経路※に置き換えることとしました。今後はRNAV5経路の活用により、VOR/DMEの位置に左右されることなく、航空路において、レーダーによる監視と相まって精度の高い運航が可能となることから、経路の増設が柔軟にできるようになり、燃料消費の少ない高度帯を飛行することができる等の効果が期待できます。
     RNAV5経路とは、VOR/DMEの位置等に左右されることなく、機上の装置等による航法の正確性に基づいて、中心線から5NM幅の航空路の設定が可能となるもの。

  3.  なお、今後、高々度エリアをRNAV5経路による運航方式を用いた航空機の専用空域とするスカイハイウェイ計画を展開することを検討しています。


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