国土交通省
第1回事故調査検討会における事故調査の状況報告について(要旨)
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平成12年3月8日 17:00〜18:10


1.各委員からの現状報告
 右側軸箱に傷がある
 台車左側の空気バネがパンク及びその下のパットのずれがあった。要原因調査。
 台車枠・ベアリング・車軸・車輪について目視での特段の異常は認められず。
 走行実績からして車両型式的問題とは考えにくい。
 事故車の台車・バネ定数を含めて詳細に調査必要。
 レール上に前輪による数メートルにわたるフランジ痕がある。
 後輪は短い乗り上げ痕あり。
 曲線半径約160m・勾配35/1000・かつ緩和曲線の線形は厳しい条件であるので、塗油状況を調べる必要があり。
 軌道狂いのデータを調べる必要がある。
 今後の調査状況によっては、再現実験等が必要となるかもしれない。
 速度、ブレーキ操作など運転状況について調べる必要がある。

2.運転再開までにとるべき措置
 同型式車両の空気バネ及び台車の総点検
 当該箇所に脱線防止ガードの設置
 脱線係数の測定が終了し安全が確認されるまで当該箇所において15Km/hの徐行


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