国土交通省
3.当面の緊急措置
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 現時点では、今回の営団中目黒列車衝突事故の原因が特定されていないが、同種事故が再度発生した場合の被害を最小限に抑える必要から、旅客鉄道を対象に以下の措置を緊急的にとることが必要である。
 なお、特殊な構造を有する鉄道については、対象曲線の半径について、個別に検討を行う必要がある。

半径200m以下の曲線部について
(1)出口側緩和曲線部に、脱線防止ガード、脱線防止レール又は安全レールを可及的速やかに設置する。
(2)(1)以外の区間について、以下の条件を総合的に勘案して必要性が高いと考えられる箇所から優先的に計画を策定して、脱線防止ガード、脱線防止レール又は安全レールをできるだけ早期に設置する。
 ・カントてい減倍率
 ・曲線半径
 ・反向曲線
 ・急こう配及びこう配変更点
 ・脱線があった場合の被害状況(分岐器の手前、橋梁上等)
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