航空

第1回羽田空港再拡張事業工法評価選定会議

1.日時

平成14年3月28日(木) 10:00~11:45



2.場所

東京国際フォーラム ホールD



3.出席者

(委員)
  椎名座長,飯島座長代理,磯部委員,猪口委員,須田委員,吉田委員
(国土交通省)
  国土交通大臣,技術総括審議官,河川局長(代理出席),海事局長,港湾局長,海上保安庁次長(代理出席)
(航空局)
  航空局長,航空局次長,大臣官房審議官(首都圏第三空港関係事務担当),飛行場部管理課長,建設課長,計画課大都市圏空港計画室長
(関東地方整備局)
  副局長,港湾空港部長


4.資料

1)資料

2)参考資料


5.議事概要

○冒頭、扇国土交通大臣より挨拶があった。
(主な内容)
  羽田空港再拡張の早期着工・早期完成が必要であり、このためにはできるだけ早く工法を選定する必要があり、委員の皆様方には早期にとりまとめていただきたい。

○座長挨拶の後、事務下の内容について説明し、質疑を行った。
  (1)羽田空港再拡張事業について
(2)建設工法について
(3)今後の会議の進め方について

○委員からの主な意見は 以下のとおり。
  安全かつ早く移動ができるということは 市民社会の豊かさを表すものであり、そういう意味で羽田空港再拡張は夢のある事業であるため、その過程が社会に素直に伝わるように、開かれた、透明性の高い会議運営を行っていただきたい。
  日本の国際競争力を強化することは非常に重要であり、時間を失うことによる経斉的損失を考えると、羽田空港再拡張を早期に完成する必要がある。
  アジア各国に対して示唆のある、普遍性のある、技術的に指導的な要素のあるような工法を選定していただきたい。
  国際的な学術報告を含め、各工法に対するリスクについての調査報告を重視、把握しながら、検討を進めてほしい。
  空港として安全に使える、という視点が必要。
  機能を落とさずコストを下げる『バリュー・アナリシス』を含めて、総合的な観点から工法を選定する必要がある。
  工法の選定にあたっては、社会に対しわかりやすく説明する必要があり、かつクリーンに行っていただきたい。
  検討を早く行うため、ある程度は不確定要素を考慮に入れた検討が必要。
  100年確率で設計条件を設定しても、100年以内にそれを超えるものが発生する確率があり、また、不測の事態もある。これら不確定要素が発生した場合にも決定的な破壊にならない、修復が可能になるという視点が必要。
  設定条件について一定の幅を持たせることについても検討が必要。
  今の時点ですべての要素を決めてしまわず、今後議論していく過程の中で、検討を加えていくことが必要。
  津波、地震、テロをはじめ、いろいろなリスクが考えられる。これらリスクを縦軸に、3工法を横軸としたチェックリストを整理してほしい。
  早く結論を出すための情報を事務・ヒアリングはできるだけ早く設定していただきたい。

○次回、各工法について関係者よりヒアリングを行うこととした。


ページの先頭に戻る