地方航空ネットワークの安定的な確保を図るため、地域主体(地方公共団体、観光協会、商工会議所、エアライン等からなる協議会)が航空路線の維持に向けて実施した取組事例について、ご紹介します。
山形空港利用拡大推進協議会
山形空港=名古屋小牧空港
1.6万人(平成21年度(運休前))
フジドリームエアラインズ 1日1便(平成26年6月現在)
直行便:山形空港 →約70分→ 名古屋(小牧)空港 合計約70分
乗継便:なし
約6時間
東根市→ (山形空港) |
山形駅→ | 東京駅→ | 名古屋駅→ | 豊山町 (名古屋空港) |
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交通機関 | バス | 新幹線 | 新幹線 | バス | |
所要時間 | 40分 | 165分 | 100分 | 30分 | |
乗換時間 | 10分 | 10分 | 10分 | 合計365分 |
取組 | 概要 |
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(1)「西の伊勢参り・東の出羽三山参り」相互交流の展開(PDF552:KB)![]() |
江戸時代に伊勢神宮との対比で「東の奥参り」と称され当時、年間15万人の参拝者があった出羽三山を取り上げ、「西の伊勢参り・東の奥参り」の対称性に着目し、三重県・伊勢市等と連携し、共通のPR展開、新たな着地型旅行商品の開発等により双方向の観光交流の拡大を図る。 ①推進体制の整備 ②消費者向けPRの展開(「西の伊勢参り・東の出羽三山参り」ホームページの充実等のWEB展開、SNSによる発信、広告媒体への露出、モニターツアーの実施) ③山形空港からの2次交通の整備 |
(2)自動車関連産業を中心とした経済交流の拡大(PDF:118KB)![]() |
本県では、トヨタ自動車の東北進出を機に「山形県自動車産業振興会議」を設立しトヨタ関連企業との取引拡大を目指すなど、自動車関連産業を中心とした中京圏との経済交流拡大を図っているが、こうした動きをさらに加速させ、山形=名古屋便の利用拡大に繋げていく。 ①商談会出展、個別商談等に対する支援 ②経済交流・航空ミッション団の派遣、山形空港キャラバンの実施 ③山形空港サポーターズクラブ会員に対する助成による運賃割引の実施 ④山形空港サポーターズクラブのPR強化 |
(3)「技能五輪in愛知」から「技能五輪in山形」へ(PDF:102KB)![]() |
経済交流のさらなる深化・拡大に向けて本県への中京圏企業の立地等を進めていくため、本県技術者の質的・量的向上を図り人材面からも立地先としての魅力を高める必要がある。技能五輪山形大会を契機として、日本の産業技術の中心地である中京圏との技術交流を促進し、山形=名古屋便の利用拡大に繋げていく。 ①若手技術者「技能五輪in愛知」視察等支援 ②若手技能者技術研修等支援 ③技術研修・中京圏企業訪問ツアーなどの開催支援 ④「やまがた技能五輪・アビリンピック2016」の出場者へのPR ⑤全国的なイベント等での山形~小牧便利用促進PR |