航空

羽田空港発着枠の配分基準検討懇談会(第1回)

1.日時

 平成20年12月18日(木) 10:00~12:00


2.場所

 国土交通省2号館低層棟共用会議室3AB


 

3.出席者

  <委員>(50音順、敬称略)
        佐藤友美子、谷本正憲、田村亨、舩山龍二、村上英樹、森脇勝、山内弘隆
  <オブザーバー>
        井手隆司(SKY)、伊東正孝(SNA)、岡田晃(ANA)、小林茂(ADO)、佐藤学(JAL)、堀高明(SFJ)
  <国土交通省>
   前田航空局長 他


4.主な議事

 ○羽田空港発着枠の現状と検討課題
 


5.配付資料(全てPDF形式)PDF
 
 議事次第 (17kb)
  (資料1) 委員等名簿 (17kb)
  (資料3) 今後のスケジュール (16kb)
  (資料4) 羽田空港発着枠の現状と検討課題 (2,981kb)
  (資料5) 関係者ヒアリングについて (23kb)
 
  
6.議事経過
 
  事務局より資料に基づいて説明を行った後、意見交換がなされた。
 
<主要な意見の概要>
 
○これまで地方の増便要望は羽田の容量制約により受け入れられなかったことから、都市と地方の交流人口の拡大の
  ために羽田の増枠を活かすべき。また、市場原理だけでは十分でなく、全体の航空ネットワークをどう維持していくのか
  という視点が大事。エアラインだけに任せるのではなく、地域が空港を地域活性化の拠点として位置づけ、知恵を出し
  ていかないといけない。
 
○地域の活性化という観点から、小型化・多頻度化によるサービス向上について考えるべき。また、羽田再拡張で増加
  する国内線の発着枠全体に通じる考え方についても頭出しをしておく必要がある。
 
○発着枠の配分は、事業者サイド、利用者サイド、国サイド、あらゆるサイドから総合的に判断されるべき課題である。
 
○シェアの小さな会社のシェアを拡大させると、旅客数も増加するとのデータがある。また、観光路線ではビジネス路線の
  ように需要が安定していないため、定期便を運航することにリスクがあることから、チャーター便の活用も考えてほしい。
 
○新規航空会社にとって羽田の発着枠は事業基盤であるという観点から、発着枠の配分を考えて欲しい。
 
○発着枠の配分は、今後の日本の航空の姿がどうあるべきかという議論にほかならない。
 
○評価基準等、これまでの懇談会での議論の積み重ねは大事にすべき。また、空港間の競争は重要だが、幹線と地
  方路線が同じ競争条件で競争するのは無理。その点、3便ルールは適切なルールと考えている。
 
○新規航空会社による競争促進と地域の活性化という2つの課題は、やり方によっては整合性を持って実現できるの
  ではないか。また、航空会社の経営が厳しい中、羽田の増枠を経営にどう活かしていくかも重要な視点。
   
                                                                           
                                                         
                                                         (速報のため事後修正の可能性あり。)
 
 

7.議事録(PDF形式)

  掲載準備中



ページの先頭に戻る