航空

イレギュラー運航の発生状況(平成27年3月)

(航空運送事業の用に供される航空機(最大離陸重量が5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1

3月1日

全日本空輸

ボーイング式787-8型

ANA264

福岡空港

東京国際空港

駐機場を出発し誘導路上で停止のうえエンジン始動した後、駐機ブレーキに不具合が発生したため停止したままとなった。その後、当該機が牽引車により駐機場に移動するまで滑走路が閉鎖された。

 

2

3月2日

ジェイエア

ボンバルディア式CL-600-2B19型

JAL2383

大阪国際空港

熊本空港

大阪国際空港

離陸直後に高揚力装置(フラップ)に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

3

3月2日

日本航空

ボーイング式767-300型

JAL816

台北(桃園)

関西国際空港

台北(桃園)

上昇中、主翼の高揚力装置(スラット)に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

4

3月3日

日本航空

ボーイング式737-800型

JAL877

成田国際空港

上海(浦東)

成田国際空港

上昇中、左側エンジンの抽気系統に不具合が発生したため引き返した。

 

5

3月4日

琉球エアーコミューター

ボンバルディア式DHC-8-103型

RAC861

那覇空港

南大東空港

那覇空港

飛行中、与圧系統に不具合が発生したため引き返した。

 

6

3月5日

新中央航空

ドルニエ式Dornier228-212型

CUK401

調布飛行場

三宅島空港

調布飛行場

飛行中、左側エンジンのトルク計の指示が不安定になったため引き返した。

 

7

3月6日

ANAウイングス

ボーイング式737-500型

ANA351

中部国際空港

鹿児島空港

中部国際空港

飛行中、3つある油圧系統のうち1つの油圧系統の作動油圧が低下したことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

8

3月6日

ジェイエア

ボンバルディア式CL-600-2B19型

JAL2185

大阪国際空港

花巻空港

大阪国際空港

離陸直後に自動操縦装置に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

9

3月9日

ジェットスター・アジア航空

エアバス式A320-214型

JSA764

関西国際空港

マニラ

関西国際空港

当該機は、3月9日13時34分関西国際空港を離陸し、上昇中、上記場所付近において機長席側のワイパーに不具合が発生したため引き返し、14時20分同空港に着陸した。

 

10

3月10日

タイ国際航空

ボーイング式777-300型

THA661

東京国際空港

バンコク

東京国際空港

離陸後、脚上げ操作を実施したところ、左主脚が確実に格納されていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

11

3月16日

デルタ航空

ボーイング式777-200型

DAL166

シンガポール

成田国際空港

成田国際空港

飛行中、3つある油圧系統のうち1つの油圧系統の作動油量が低下したことを示す計器表示があったため、航空交通管制上の優先権を要請し、着陸した。

 

12

3月20日

AIRDO

ボーイング式767-300型

ADO87

東京国際空港

旭川空港

東京国際空港

離陸直後に右エンジンに異音が発生し、排気ガス温度が高い値を示したため、航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。

 

13

3月23日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC3555

福岡空港

出雲空港

福岡空港

飛行中、第1エンジンの滑油から金属片が検知されたことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

14

3月31日

琉球エアーコミューター

デ・ハビランド式DHC-8-103型

RAC891

宮古空港

多良間空港

宮古空港

飛行中、機長席側の速度計に不具合が発生したため引き返した。

 

注 :自社の乗員訓練や機体の試験等を実施中に発生したもの、鳥衝突、被雷等によるものは含まない。

注2:外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



お問い合わせ先

国土交通省航空局安全部運航安全課
電話 :03-5253-8111(内線50122)

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