(日 時)令和7年3月5日(水)13時15分 ~ 15時25分
(開催形式)ハイブリッド形式(対面及びWEB)
(委員名簿)資料1参照
【議題1】鳥衝突発生状況の調査及び分析
・事務局から、バードストライクデータ(速報値2024年1月~12月)及び鳥衝突件数(2020-2024年)について報告を行った。
【議題2】空港における鳥衝突防止対策の取組状況とその分析
・航空局交通管制部運用課から、国管理空港(東京国際空港及び那覇空港)の取組について報告を行った。
・中部国際空港株式会社から、AI技術を活用した鳥検知システム導入後の評価について報告を行った。
【議題3】鳥衝突防止対策の強化に係る現地対策研究会の実施報告
・出雲空港管理事務所から、出雲空港における現地対策研究会フォローアップの実施報告を行った。
【議題4】鳥種特定調査結果の分析
・事務局から、鳥種特定調査結果(2024年速報値)について報告を行った。
【その他議題】
・事務局から、以下の事項について提案し了承された。
(資料提案)
鳥衝突防止計画ガイダンス改訂(問題鳥種[トモエガモ]の追加)
【総評】
委員長から、
「今回は、出雲空港におけるトモエガモの問題について報告を受け、気持ちを新たにしているところである。
トモエガモについては、最近日本への渡来数が増えており、今後鳥衝突の可能性が高まるおそれがあることから、
この問題に対してどのように取り組んでいくかは、本検討委員会における課題である。鳥衝突の問題は、世界各国で
それぞれ対策に取り組んでおり、その発生が減ることはあっても無くなることはない。国内外の連携や情報共有を
強めていく必要がある。
以前ヨーロッパのある国の空港を視察した際に聞いた、大事故が起こらないためにできることは何でも行っていく、
という話が心に残っている。関係者におかれては、人員・予算が限られた中で対応する必要はあるかも知れないが、
大事故を防止する責任と鳥衝突防止対策を講じることの重要性を肝に銘じながら取り組みを進めていただきたい。」
との意見があった。
【資料1】
検討委員会名簿
【資料2】
鳥衝突発生状況の調査及び分析
【資料3】
国管理空港(東京国際空港/那覇空港)の取組
中部国際空港の取組(AI技術を活用した鳥検知システム導入後の評価)
【資料4】
現地対策研究会フォローアップ(出雲空港)
【資料5】
鳥種特定調査結果の分析
【資料6】
鳥衝突防止計画ガイダンス改訂(問題鳥種の追加)