国土交通省では、沿岸域を人類共有の財産として、また望ましい姿で子孫に引き継ぐべき貴重な国土空間として認識し、適正に保全するとともに多面的に利用していく観点から、沿岸域圏の総合的な管理を推進しています。
第5次の全国総合開発計画「21世紀の国土のグランドデザイン」(平成10年3月閣議決定)では、「沿岸域の安全の確保、多面的な利用、良好な環境の形成及び魅力ある自立的な地域の形成を図るため、沿岸域圏を自然の系として適切にとらえ、地方公共団体が主体となり、沿岸域圏の総合的な管理計画を策定」することとされ、そのため「国は、計画策定指針を明らかに」することとされています。
これを受けて、政府は、平成12年2月23日、「21世紀の国土のグランドデザイン」推進連絡会議において、「沿岸域圏総合管理計画策定のための指針」を決定しました。
「伊勢湾沿岸域における総合的管理の実現に資する社会資本整備計画調査」の概要
「沿岸域圏総合管理計画策定のための指針」を受け、国土交通省国土計画局、中部地方整備局、中部運輸局、水産庁及び環境省が連携し、「伊勢湾沿岸域における総合的管理の実現に資する社会資本整備計画調査」を実施しました。
また、伊勢湾の中でも衣浦湾(知多湾)を対象に、全国沿岸域の総合的管理の実現に向け、有効なノウハウ・手法等を抽出することを目的として、衣浦湾が抱える課題または今後のあり方について、特定の関係者による議論のみならず、広く国民の意見を募集しております。皆様からの衣浦湾に関するご意見をお待ちしております。
沿岸域の管理について、ご意見をお寄せ下さい。
国土計画局海洋計画室
電話:03-5253-8111(代表)
(内線29-164)
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