港湾・海岸行政の紹介

港湾 海岸整備七箇年計画

共通する施策
砂浜の維持、復元、創出
 保全を要する海岸のうち、現在、砂浜を有する海岸は5,400km、面 積で2万haあまりとなっている。砂浜は優れた消波効果による防災機能を有するとともに、海水の浄化機能、自然環境の保全機能、さらには海水浴等のレクリエーション空間としての機能を有しています。このため、侵食の起こりにくい海岸をめざし面 的防護方式の拡大を図るとともに、積極的な養浜をすすめ、侵食の防止、砂浜の創出の両面 から施策を推進いたします。

環境教育の場としての活用

 優れた自然景観と豊かな生態系を持ち、安全で親しみのもてる空間として、また地域の伝統行事や歴史的遺産等海岸の有する文化を守り育てていく空間として、人々の海岸への関心と理解を高めることが求められています。このため、人々が海岸を身近に感じることのできる環境を整備し、体験を通 じて海岸の価値を理解してもらうとともに、わかりやすい情報を提供し、学校教育や社会教育を活用することによって、子供をはじめ人々の海岸に対する理解の向上に努めてまいります。


新技術の開発
 岸空間の保全と創造の新たな目標を達成するため、新たな技術の開発体制の整備・強化を図り、自然との調和をめざした技術、新たな利用形態に対応する技術、より高度な安全性を達成するための技術の開発を推進いたします。特に、生物の良好な生息環境に配慮し、あわせて美しい自然景観を保全・創出するための技術開発や、砂浜の維持・復元等を効率的に行うための技術開発を積極的に推進する。 さらに、地球温暖化に伴う海面上昇等の新たな災害要因については、その国土保全への影響を正確に把握するための調査研究を推進いたします。

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