港湾・海岸行政の紹介

港湾 海岸整備七箇年計画

利用しやすく親しみのもてる、美しく快適な海岸の創造
まちづくりの核となる海岸空間の形成

 海岸域は人々が生活を営む大切な空間であると同時に、文化や風土が育まれる場としても貴重な役割を果 たしており、海岸保全施設の整備にあたっては、地域づくりやまちづくりの重要な要素として計画され、かつそれらと一体となって整備される必要があります。このため、背後地の公園や健康増進施設等と海岸保全施設を一体的に整備したり、学校等の公共用地の造成を合わせた海岸護岸の整備を行うなど、地域づくり、まちづくりの核となる事業を積極的に推進いたします。



海にふれることができる生活環境づくり
 沿岸の地域社会の生活環境の向上に資するため、海岸保全施設の整備にあたっては、生活環境への配慮を十分に行う必要があります。このため、海岸保全施設によって生活空間と海岸が分断されている地域においては、海辺へのアクセスと防災とを両立できる緩傾斜護岸等の整備を推進することにより、海とのつながりを回復するとともに、遊歩道等の整備と連携しつつ、海岸と地域とのつながりを確保いたします。

海浜を積極的に利用したレクリエーション空間の形成
 海岸は、人々の余暇ニーズや精神的ゆとり指向の高まりを反映し、従来の漁業、農業、工業等の利用に加え、観光・レクリエーション等の利用も盛んになってきています。このため、海洋性レクリエーション・スポーツ空間としての砂浜や磯場等の整備を推進するとともに、他のレクリエーション施設とも連携を図って、多様に楽しめる海岸づくりを推進いたします。一方、海岸利用の促進を図るため、積極的な情報提供を行うとともに、安全確保のための仕組みづくりを進める。また、海岸利用者の増加に伴うトラブルを未然に防止するため、海岸利用の調整の場の設置やルールづくりの促進を図る。さらに市民によるボランティア活動や海岸愛護運動を積極的に支援いたします。

静岡県・熱海港海岸


高齢者・障害者等への配慮
 高齢者や障害者等のハンディキャップをもった人々が、 日常生活の中で気軽に海に近づき、身近に自然に触れることができるようにするため、スロープの設置による海岸へのアクセス等を確保するとともに、遊歩道の設置やトイレ・休憩施設等の利便施設の整備も推進いたします。

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