みなとの施策の紹介

港湾整備の効果事例
開発保全航路の整備により物流コストの削減が図られた事例

関門航路
航路の整備により、輸送コスト削減に寄与


 関門航路は本州(山口県)と九州(福岡県)の間に位置し、現在までに航路長約45km、航路幅500〜2,200m、水深約12mの整備がなされています。1日に約700隻の通行船舶があり、我が国でも有数の輻輳海域となっています。
 北九州港・下関港・博多港等の西日本の中心部と東京湾・大阪湾などの我が国の主要港湾を結び、国外においても、我が国と韓国・中国をはじめヨーロッパ等とを結ぶ国際航路の要衝として重要な役割を果たしています。
 貨物を船で運搬する場合、関門航路を利用しない場合は鹿児島県沖を廻ることになり、より遠い経路を航行することになります。
 例えば、東京から韓国の釜山港へコンテナ船<35,000G/T(総トン数)級>で貨物を運ぶ場合の貨物運搬を比較してみますと、鹿児島県沖を通航せずに関門航路を通航した方が、約8時間の短縮になり、運搬費用も1隻当たり約60万円*削減できます。 *第四港湾建設局算定

関門航路

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