みなとの施策の紹介

港湾整備の効果事例
港湾施設の整備により、地域の産業の発展が図られた事例

(4)白老港
港湾の整備により、地域産業の発展に寄与


 白老港は、昭和57年に新規着工して以来着々と整備が進展し、平成2年に漁港区の一部が供用しました。
 従来、水産活動は、15km離れた登別漁港を利用しており、白老沖の漁場まで往復約2時間を要していましたが、漁港区の供用により白老港の利用が可能となり、漁場まで約10分で往復できるようになりました。
 さらに、平成7年の第1商港区の供用により、砂・砂利の取り扱いが可能となり、平成11年には約60万トンの砂・砂利が取り扱われるなど、順調な推移を示しています。輸送距離は従来と比べて約50km短縮され、年間約8億円*の輸送コストの削減が図られました。
 また、白老港を利用する砂・砂利会社も当初の3社から9社となり、最近では背後製紙会社の製品を取り扱い始めるなど、白老町の発展に貢献しています。*北海道開発局算定

白老港


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