みなとの施策の紹介

港湾整備の効果事例
陸上輸送から海上輸送へ転換したことにより、
二酸化炭素など温室効果ガスの排出が削減された事例


宮崎港
フェリー岸壁の整備により、地球環境にやさしいモーダルシフトに貢献

 宮崎港にフェリー岸壁を整備したところ、大阪航路が平成2年に就航し、平成5年には川崎航路が就航しました。この結果、宮崎産の農畜産物等を大都市の消費地への安定した輸送が可能となり、販路拡大ができるようになりました。
 さらに、平成7年7月に九州自動車道人吉〜えびの間の開通など背後圏の高速道路網の整備が進み、高速道路と港湾の一体化により輸送時間の短縮、輸送コストの削減が図られ、物流拠点としての求心力が高まってきています。平成11年の宮崎港のフェリー取扱貨物量 は、貨物約633万トン、車両約9万4千台となっており、順調な推移を示しています。
 現在、九州から関東・関西方面にトラックで陸上輸送されている貨物の5%を、フェリーを使って運ぶとすると、年間4,850億kcalのエネルギー節減となり、その規模は九州の家庭電気消費量の約11日分*に匹敵します。*第四港湾建設局算定

宮崎港

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