港湾局

　港湾・海岸行政の紹介

海岸の施策の紹介

■津波・高潮等に対する防護機能の高度化

　津波・高潮対策、侵食対策を着実に進めるため、都市や地域の海岸防護機能の高度化を図り、安全な海岸づくりを積極的に推進する。

　津波常襲地帯において、津波から生命・財産を守るため、ITを活用しつつ水門等の一元的監視制御及び地震・津波情報の収集・提供等を行う津波防災ステーションの整備や、津波防波堤の整備を推進しています。また、新規制度として高潮が懸念される地域における危機管理体制確立に質するため高潮防災ステーションの整備を推進します。

海岸名	施設	過去の津波被害
霧多布港（北海道）	津波防災ステーション	昭和35年　チリ地震津波他
久慈港（岩手）	津波防波堤	明治29年　三陸地震津波他
釜石港（岩手）	津波防波堤	明治29年　三陸地震津波他
大船渡港（岩手）	津波防災ステーション	明治29年　三陸地震津波他
清水港（静岡）	津波防災ステーション	昭和19年　東南海地震津波
相良港（静岡）	津波防災ステーション	昭和19年　東南海地震津波
須崎港（高知）	津波防波堤	昭和21年　南海地震津波他

　護岸、砂浜、離岸堤などの海岸保全施設を面的に配置し、海岸災害に対してねばり強く、施設の耐久性に優れ、また海岸へのアクセス等にも優れた「面的防護方式」によるふるさと海岸整備事業を重点的に実施しています。