デンマークの洋上風力発電施設
洋上風力発電施設は、長期かつ大規模に水域を占用する固定的な大型施設です。
このため、より公正かつ公平な手続きにより事業者の選定を行うとともに、発電施設の設置や維持管理が適切に実施されることを確認する必要があります。
また、各種調査等による準備も長期にわたることが想定されるため、円滑な資金調達など確実な事業実施のため、準備期間を含めた長期間にわたる選定事業者の地位の明確化が必要です。
このような点を踏まえ、平成28年7月、港湾法の一部を改正する法律(平成28年法律第45号)が施行され、占用公募制度が創設されました。
この占用公募制度は、港湾の機能を維持しつつ港湾区域等の有効活用を図るため、当該区域の占用予定者を公募により決定する制度です。
※港湾法の一部を改正する法律の概要(占用公募制度関係) (PDF形式)