報道・広報

伊勢湾口沖GPS波浪計観測データの気象庁における津波情報への活用について

平成25年10月29日

国土交通省港湾局では、港湾整備に必要な沖合の波浪情報を取得するため、GPS波浪計を設置しています。
GPS波浪計は、地震発生時には沖合での津波観測も可能であることから、観測データを気象庁にリアルタイムで提供し、気象庁が発表する津波観測情報に活用されています。

平成25年6月に伊勢湾口沖に設置したGPS波浪計について、気象庁において観測データを活用する準備が整ったことから、津波情報に活用する津波観測点に追加されることになりました。
活用開始等の時期は平成25年11月5日12時の予定です。

GPS波浪計を含む港湾局所管の海象観測機器の観測データは、全国港湾海洋波浪情報網(ナウファス)のWebサイトでも公表しています。
URL: http://www.mlit.go.jp/kowan/nowphas/


※GPS波浪計とは、GPS衛星を用いて沖合に浮かべたブイの上下変動を計測し、波浪や潮汐等を観測する機器です。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、東北地方太平洋側に設置したGPS波浪計において、津波が沿岸に到達する約10分前に6mを超える津波高を観測しました。
 このデータは、気象庁において活用され津波警報の切替えが行われました。

お問い合わせ先

国土交通省港湾局技術企画課技術監理室 辰巳、成田
TEL:03-5253-8111 (内線46-633、46-612) 直通 03-5253-8681 FAX:03-5253-1652

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