平成21年6月2日
2008年(暦年)の我が国のクルーズ人口(邦人のクルーズ旅行利用者数)は、外航クルーズ約10万3千人、国内クルーズ約8万7千人の合計約19万人でした。
日本船社運航のクルーズ船利用者は、約2万人となり、昨年より約1千人減少したものの、この3年間はほぼ横ばいで推移しています。
外国船社運航のクルーズ船利用者は、約8万3千人となり、2003年にSARS等の影響で大きく落ち込みボトムを形成した後、毎年増加を続けています。
日本船社、外国船社の合計では、約10万3千人と前年(約9万6千人)比約7.3%の増加となり、2001年以来、7年ぶりに10万人を超え、最盛期の2000年、2001年に次ぐ利用者数となりました。
方面別では欧州、アジア、地中海地域で全体の約76%を占め、中でもアジア地域の増加が目立っています。
日本船社外航クルーズ船による国内クルーズ利用者については、約8万4千人、内航フェリー利用のクルーズ利用者が約3千人の合計約8万7千人と前年(約8万8千人)比約1.0%の微減となりました。
国内クルーズの利用者は、この10年間、7万5千人から10万人の間のボックス圏で推移し、底堅い一方で、頭打ちの傾向が見られます。
公表資料(PDF形式:241KB)