水資源

”水のめぐみ”とふれあう水の里の旅コンテスト2019 一般部門【奨励賞】/特別賞【観光庁観光資源課長賞】

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企画名:世界かんがい施設遺産小田井用水路を巡る旅
    紀州流土木技術で切り開いた水路

観光地域:和歌山県(橋本市・かつらぎ町・紀の川市・岩出市)
日程:日帰り(実施時期:秋)
 
300年前に築かれた「世界かんがい施設遺産・小田井用水路」を辿り、先人たちの驚くべき知恵と苦労に触れることで、私たちとこの地域の水のめぐみの歴史的なつながりを実感するツアーです。
 

行程表

1日目

【  9:00】橋本駅集合
【  9:05】研修室にて事前オリエンテーション<約25分:トイレ可>
【  9:40】「大畑才蔵生誕地碑」を解説、見学<約15分>
【10:05】【小田頭首工】で解説、管理橋内部見学、測量体験<約60分>
【11:15】【中谷川水門】【初桜酒造】解説、見学、土産<約60分>
【12:30】昼食(道の駅「紀の川万葉の里」予定)<約60分>
【13:35】【龍之渡井】で解説、見学<約30分>
【14:25】【紀の川市古和田の北上ポイント】で解説、見学<約30分>
【15:05】【木積川渡井】立ち寄り(車窓見学を予定)<約10分>
【15:25】【岩出根来:小田井用水路の末端】で見学<約15分>
【16:05】【道の駅「かつらぎ西」】でトイレ休憩<25分>
【16:50】橋本駅着
 

審査員の講評

 単なる旅行というだけではなく、学習という切り口で、治水、河川工事の過去現在を、現地で学べる企画は面白い。水の大切さと歴史、測量体験や酒食などの魅力的なコンテンツがうまく組み合わされており、参加意欲をそそられる。移動にはバスを使用しベテランの添乗員も同行するため安全が担保されている。
 また、地域の水路や水田の歴史を知ることができ、家族で深く地元を知ることができる良い機会となるだろう。地元の教育委員会や小学校を通じて家族での参加を促し、観光箇所については、その地域や施設と連携協力されており長期的に開催できる企画といえる。

受賞者情報

団体名:(一社)高野山麓ツーリズムビューロー
電話:0736-33-3922

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