●「水と衛生」への関心が高まる中、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けた一層の対応が必要
●地球温暖化による気候変動は水不足や水害リスクの増大など深刻な影響を与えるものと懸念されており、世界的に緩和策と適応策を総合的に強化することが必要(気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次評価報告書)
○ミレニアム開発目標(基準年1990年)
安全な飲料水を継続的に利用できない人口の割合 |
: 22% |
→ 2015年までに半減 |
トイレ等の衛生施設を継続的に利用できない人口の割合 |
: 51% |
○わが国は、食料等の輸入を通して他国の水資源に大きく依存。
日本の仮想投入水総輸入量は640億m3/年(2000年)
○渇水リスクの増大が懸念される中、水需要は世界的に急速に増加するものと見込まれている。
世界水資源とその利用
これまでの我が国の国際協力活動の実績
- 下水道分野では、タイをはじめ東南アジアを中心に、下水道整備計画の策定や下水道施設の維持管理に係る技術指導のために、国土交通省、地方公共団体及び日本下水道事業団の職員を長期専門家等として派遣し、下水道施設の計画的な整備等を実施。
- 下水道分野の円借款は累計で28ヶ国、約1兆2千億円。
下水道分野のODA
タイにおける技術支援
下水道分野における水ビジネス国際展開の推進
- 世界の水ビジネス市場は2025年には100兆円規模に成長すると予測。
- 我が国の優れた下水道技術を核に世界の水ビジネス市場への我が国企業の進出に向けた支援方策を推進
■下水道分野における水ビジネス国際展開の推進
■下水道分野の水ビジネス展開施策の体系図
■下水道グローバルセンター(GCUS)の活動
■日本サニテーションコンソーシアム(JSC)の活動