水道・下水道を取り巻く環境は、人口減少による収入減、職員の減少、老朽化施設の増加、自然災害の激甚化等厳しさを増すとともに、施設のメンテナンスの高度化・効率化に資する上下水道DX(デジタルトランスフォーメーション)、脱炭素、経済・食料安全保障への対応等新たな課題への対応も求められています。特に、令和7年1月に埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損に起因すると考えられる道路陥没事故も踏まえ、下水道等のインフラマネジメントを強力に推進する必要があります。
こうした多様な課題の遂行に向けて、国土交通省では平成23年度から下水道革新的技術実証事業(以下「B-DASH」という。)を実施しており、また、令和6年度には水道整備・管理行政が厚生労働省から国土交通省へ移管されたことを受け、水道革新的技術実証事業(以下「A-JUMP」という。)を創設しました。さらに、上下水道一体の技術開発を促進するため、令和6年度補正予算より、A-JUMP・B-DASHを上下水道一体革新的技術実証事業(以下「AB-Cross」という。)として発展させ、上下水道共通テーマのもと実証事業を実施しています。今後、更なる効率的かつ効果的な革新的技術の開発・普及を促進するため、下記のとおり実証テーマ等を募集します。 |
1.募集内容(詳細は募集要領参照)
(1)「令和8年度AB-Cross実規模実証テーマ(革新的技術)」
(2)「令和8年度AB-Cross実規模実証テーマ(普及推進技術)」
(3)「令和8年度AB-Cross FS調査テーマ」
(4)「中長期的な技術開発テーマ」
上記(1)~(3)において、特に求める技術項目は、次の項目とします。
ただし、以下に該当しない技術についても応募の対象とします。
[1] メンテナンスの高度化・メンテナビリティの向上・リダンダンシーの確保につながる技術
[2] 地震等の災害対策の効率化につながる技術
[3] 省エネや創エネなど脱炭素化につながる技術
2.募集期間
令和7年5月14日(水)~6月12日(木)
※テーマ募集に係る説明会を令和7年5月20日(火)に開催(詳細は募集要領参照)
3.応募方法
募集要領に従い、提案書類をE-mailにて、以下のメールアドレスに御提出願います。
事務局:公益財団法人 日本下水道新技術機構 資源循環研究部 飯田、畑田(郷野、沖口)
E-mail:jiwet_rcrd(a)jiwet.or.jp ※(a)を@に置き換える。
4.応募書類等
○
募集要領
○提案書類
様式1:
提案書
様式2-1:
提案書要約版
様式2-2:
提案書要約版
様式3:
概算費用等
様式4:
新水道ビジョン・下水道技術ビジョンとの関連性