平成13年度観光の状況に関する年次報告
第5章 旅行の円滑化
第2節 ●日本人海外旅行の円滑化
1 出入国管理の現状等
日本人が我が国から出帰国する場合には,出入国管理及び難民認定法に基づき,有効な旅券を所持し,入国審査官から出帰国の確認を受けなければならないことになっている。
従来は,出帰国の手続に際して,日本人については旅券を提示するとともに,出帰国記録カード(EDカード)を入国審査官に提出しなければならないことになっていたが,平成13年7月1日からEDカードの提出を廃止し,それ以後は機械読取り式旅券(MRP)の読取り機(MRPリーダー)により出帰国の記録を取得することとした。この措置を採ることにより,日本人はEDカードを記載・提出する必要がなくなり,より一層の円滑な出帰国手続が行われるようになった。
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