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平成15年度観光の状況に関する年次報告

第1章 観光の現状

第1節 国民の観光の動向

4 旅行関連消費支出の推移


総務省統計局の調査によると,平成15年の1世帯当たりの旅行関連消費支出(国内旅行,海外旅行の区別は無い)は,宿泊費(宿泊料及びパック旅行費)が7万6,955円(前年比5,828円減,7.6%減),交通費(鉄道運賃,航空運賃,有料道路料,他の交通)が4万7,300円(同1,200円減,2.5%減),旅行用かばん購入費が666円(同217円減,32.5%減)となっており,これらを合計した旅行関連消費支出は12万4,921円(同7,245円減,5.8%減)であり,近年の減少傾向が継続している(図1-1-14)

図1-1-14 旅行関連支出の推移



旅行関連消費支出の家計消費支出全体に占める割合,及び自由時間関連支出に占める割合をみると,家計消費支出全体に占める割合は低下傾向にあるが,自由時間関連支出に占める割合はおおむね横ばいとなっており,自由時間の中での旅行の位置付けは消費支出面では変わっていないことがうかがえる(表1-1-15)

表1-1-15 自由時間関連支出の推移



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