平成15年度観光の状況に関する年次報告
第4章 国民の観光旅行促進施策
第2節 休暇取得の促進
2 長期家族旅行国民推進会議の設営
長期家族旅行の普及定着は,家族の絆を深め家族関係を安定させるとともに,異なる歴史,文化伝統,自然や地域の個性ある暮らしぶりや生活活動を学習,体験する機会を通じ多様な価値へ児童・生徒の視野を拡大させるという重要な意義を有していることから,平成14年7月4日の「観光振興に関する副大臣会議報告」で提言され,平成15年7月31日の「観光立国行動計画」で示された。
このため,関係省庁が連携し,経営者,労働者,教育関係者,観光関係者など国民各層から幅広い参加を得て,長期家族旅行の普及・定着のための環境整備について官民一体となって検討するため,島田晴雄内閣府特命顧問を座長に「長期家族旅行国民推進会議」を開催した。これまで平成15年12月19日に第1回,平成16年3月18日に第2回を開催し,6月に開催する予定の第3回で報告を取りまとめる予定となっている。
長期家族旅行国民推進会議
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