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平成15年度観光の状況に関する年次報告

第6章 観光産業の振興

第2節 ホテル・旅館業

4 経営状況


宿泊業は,業態別,地域別に格差が生じており,設備投資資金の借り入れの増加に伴い返済のための資金繰りに苦しんでいる旅館もある一方,創意と工夫により新たな商品開発,接客サービスの向上を図って潜在需要を実需につなげ,業績を拡大しているホテル・旅館もあり,個々の差が拡大しつつあるといえる。
なお,主要登録ホテルにおける客室利用状況は,表6-2-4のとおりとなっている。14年と13年を比較すると京浜地区は2.5%の増,京阪神地区は3.5%の減,地方都市は0.6%の増,リゾート地区は3.2%の増で,全国では0.5%の増となっている。
主要登録ホテル・旅館の経営状況については,表6-2-5のとおりとなっている。14年度と前年度を比較すると,赤字ホテルの割合は44.6%から40.8%へ減少,赤字旅館の割合は53.9%から47.3%へ減少している。

表6-2-4 主要登録ホテルの客室利用状況の推移




表6-2-5 主要登録ホテル・旅館の経営状況



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