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平成16年度 観光の状況に関する年次報告
第2章 観光の現状
第1節 国民の観光の動向
3 国内旅客輸送の主要輸送機関の実績
平成16年の鉄道の輸送人員は前年をやや上回り、航空の輸送人員は前年を下回った
(表2-1-13)
。
表2-1-13 輸送機関別国内旅客輸送量
鉄道については、平成15年10月の「のぞみ」の増発効果の継続や平成16年3月の九州新幹線の開業等により、新幹線の輸送人員が4.3%増(対前年比、以下同じ)となり、全体の輸送人員も台風や新潟県中越地震の影響があったものの0.2%増となった。
航空については、曜日配列の関係から長期休暇が取りやすかったゴールデンウィーク等の好調な時期もあったが、年間を通してみると景気の低迷や新幹線との競合等により前年を下回る路線が多く、輸送人員は10年ぶりに3.0%減と前年を下回った。
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