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平成17年度観光の状況
第3章 訪日促進を中心とする国際観光交流促進施策
第7節 外国人旅行者の出入国手続の円滑化
2 査証発給手続
我が国と諸外国との観光を含む人的交流の促進の観点に加え、犯罪対策、出入国管理等の観点を総合的に踏まえ、以下のとおりの外国人旅行者の我が国訪問の円滑化につながる措置をとった。
2005年には、愛・地球博開催を契機として、特にアジア地域からの観光客の訪日促進、対日理解の増進を図るため、韓国、台湾からの訪日者に対し博覧会開催期間に合わせた短期滞在査証免除措置(2005年3月~9月)を実施した。
韓国については、2006年2月末まで同措置を暫定的に延長し、それまでの実施状況等を踏まえ、2006年3月以降は、期間限定なしに実施することとした。
台湾については、博覧会終了後も査証免除を実施することを可能とする「出入国管理及び難民認定法」の特例法が2005年8月に成立し、博覧会終了後も、査証免除が継続されることとなった。
また、中国については、2000年9月より、北京市、上海市、広東省等の一部地域の団体観光客に対し、団体観光査証を発給してきたが、博覧会開催期間中の2005年7月25日より、査証の発給対象地域を中国全土に拡大した(
表3‐7‐1
、
表3‐7‐2
)。
図3-7-1 中国における訪日団体観光査証発給対象地域の拡大の推移
表3-7-2 査証免除措置国・地域一覧表(62か国・地域)(注1)
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