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平成17年度観光の状況

第5章 魅力ある観光地の形成

第2節 自然環境の保全と観光への活用

6 温泉保護と観光への活用



  (1) 温泉の保護

平成17年3月末現在における全国の温泉ゆう出源泉数は、2万7,644箇所(うち自噴するもの5,120箇所、動力によるもの1万3,805箇所、未利用のもの8,719箇所)、ゆう出量は1日換算約391万トンに及んでいる。
また、温泉地は全国に3,114箇所あり、温泉を利用する宿泊施設数は1万5,332軒である。温泉の利用等に当たっては、「温泉法」に基づき温泉の枯渇を防止し、将来にわたって有効に利用し得るよう温泉の掘削、増掘、動力装置の設置等の行為について規制を加え、その保護がなされている。

  (2) 温泉の観光への活用

温泉利用の効果が十分期待され、健全な保養地として大いに活用される温泉地を「温泉法」に基づき、国民保養温泉地として環境大臣が指定しており、平成18年3月末現在、91箇所が指定されている。
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