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平成21年度 観光施策

第3章 国際観光の振興

第2節 国際相互交流の促進

1 外国政府との協力の推進



  (1) 日中韓三国間の観光交流と協力の強化

平成21年10月、日本の中部地域において、第4回日中韓観光大臣会合の開催を予定しており、引き続き、日中韓三国間の観光交流と協力の強化に努める。

  (2) 二国間の観光交流の取組の推進

平成21年を香港との観光交流年と位置付け、相手国政府観光局とも協力した相互交流拡大のための取組を実施する。具体的には、共通の観光交流年ロゴマークを定め、広報・宣伝に活用するほか、共同イベントの実施、香港と日本を題材にしたTVや映画等メディアとの連携を通じ、双方向の観光交流を図る。
また、既存の二国間協議の枠組みの活用に加え、「日本ドナウ交流年」、「日メコン交流年」等の機会をとらえ、二国間の観光交流を促進していく。
そのほか、観光促進は2008年5月に開催された第4回アフリカ開発会議(TICADIV)で打ち出されたアフリカへの支援項目のひとつであり、2009年のJATA世界旅行博でのアフリカプロモーションの実施や、TICAD共催者(国連、UNDP、世界銀行)とともに2009年6月15日~17日にウガンダ共和国にてアジアとアフリカの観光分野の官・民関係者でアフリカ観光促進の施策について幅広く議論をする会合(AABFV)を開催する予定である。

  (3) 国際機関等への協力を通じた国際観光促進

平成22年に第6回APEC観光大臣会合を日本で開催することが決定したことから、開催に向けて本格的な取組を行うことにしている。
そのほか、2009年は日メコン交流年であることから日本アセアンセンターが実施するメコン流域国の持続可能な観光開発のためのワークショップ及び現地セミナーへの開催協力等により観光分野における人材育成や観光交流の促進に引き続き取り組むことにしている。
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