国土交通省メールマガジン

国土交通省メールマガジン 平成20年10月31日

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                                    2008/10/31 第32号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
MLITメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
                      
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◆政策クローズアップ
○新たな「生活対策」の取りまとめ
 昨日、9月中旬以降の世界的な金融危機や景気後退に対応するため、政府・
与党により「生活対策」をとりまとめました。
 麻生総理が、「現在の経済は100年に一度の暴風雨が荒れている」と表現さ
れたように、現在の経済は非常に厳しい状況にあり、国民生活の不安解消は
喫緊の課題です。

 特に地方の経済は厳しい状況にあり、都市部との格差が拡大してきておりま
す。そこで、国土交通省としては、地域の活性化に資するような、政策的にイ
ンパクトの高い対策を講じていくことが必要だと考えております。

 例えば、土日祝日の高速道路料金について、一般の乗用車が地方の高速道路
を利用する際は、どれだけ走っても上限1000円(場所によっては1500円程度)
で利用できるようにします。また、トラックについても、平日昼間の料金を引
下げます。これにより、観光の振興や、物流の効率化等、地域の生活・経済支
援が実現されると期待しております。

 また、「住宅ローン減税の延長・拡充」、「投資型減税の導入等」によって、内
需の柱である住宅投資が喚起されるとともに、国民生活の質の向上も図られる
のではないかと期待しております。

 さらに、住宅や公共施設の耐震化、集中豪雨、津波・高潮に対する対策など
の施策も盛り込み、暮らしの安心を確保するため、防災対策にもしっかりと取
り組んでまいります。この他にも「生活対策」に盛り込まれた国土交通省関係
施策は多くあります。「生活対策」の実現、とりわけ生活者の暮らしの安心の
確保と地方の底力の発揮に向けて、国土交通省の総力を挙げて取り組んで参り
ますので、皆様の御理解と御支援を御願いいたします。

 なお、「生活対策」については、内閣府のホームページに掲載していますので、
御参照下さい。
 http://www5.cao.go.jp/keizai1/2008/081030taisaku.pdf

※本文で記載した施策以外で、「生活対策」に盛り込まれている国土交通省
 関係の主な施策
 ・建設業、トラック運送業等の中小零細企業の支援
 ・地方の活力向上と国際競争力に資する、道路、空港、港湾等の整備
 ・観光立国の推進

◆新着情報[10月31日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○「歴史まちづくり法」が施行し、同法に基づく市町村計画の認定基準と
 なる基本方針を公表します
  http://www.mlit.go.jp/report/press/city10_hh_000018.html

○国際セミナー開催のご案内
  http://www.mlit.go.jp/report/press/water01_hh_000022.html

○建築着工統計調査報告(平成20年9月分)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000043.html

○新様式の自動車検査証等の交付開始について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000004.html

○国土交通月例経済(平成20年10月号)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000039.html

○「建設産業人材確保・育成推進協議会 作文コンクール」の表彰について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo14_hh_000038.html

○木造3階建て住宅及び丸太組構法建築物の建築確認統計について
 (平成20年8月分) 
  http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000031.html

○建設工事受注動態統計調査報告(平成20年9月分速報)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000041.html

○建設工事受注動態統計調査(大手50社調査 平成20年9月分)について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000042.html

○エコドライブ推進月間について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo10_hh_000018.html

○「第2回 柔軟性のある道路構造令のあり方検討委員会」の開催について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000033.html

○建設労働需給調査結果(平成20年9月調査)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo14_hh_000039.html

○基幹的広域防災拠点(東扇島地区)で、応急復旧訓練を初めて実施します
(★用語解説) 
  http://www.mlit.go.jp/report/press/port07_hh_000011.html

○日本・中国航空当局間協議の開催について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000038.html

○日本・米国航空当局間協議の結果について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000039.html

○主要建設資材需給・価格動向調査結果(平成20年10月1~5日現在)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo14_hh_000040.html

○「島の宝100景」公募開始について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/city11_hh_000002.html

○8割以上の方がリコール発表企業に一定の評価
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000174.html

○第6回リコール検討会を開催します!
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000173.html

○最近の建築確認件数等の状況について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000051.html

○平成19年度における国が行う随意契約の見直し状況フォローアップについて
  http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo05_hh_000013.html

○11月4日より「富士山ナンバー」を交付!
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha06_hh_000004.html

○マラッカ・シンガポール海峡の航行安全対策に関する第2回航行援助施設基金
委員会の結果について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji02_hh_000018.html

○工事完成予定期日の変更許可等について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/cab05_hh_000008.html

◆用語解説
○基幹的広域防災拠点
 大規模な地震など、都道府県単独では対応不可能な、広域あるいは甚大な被
害が発生した際に、防災活動の拠点となる設備・機能をもった施設のことです。
 普段は市民の憩いの場所として利用されていますが、大規模災害が発生した
際には、被災地への緊急物資輸送など物流の中継基地、支援部隊のベースキャ
ンプなど、現地の災害応急対策活動の拠点として機能します。
 東扇島地区の基幹的広域防災拠点は、阪神淡路大震災の教訓を踏まえ、都市
再生プロジェクト第一次決定により整備され、平成20年4月に川崎港東扇島東公
園として開園し、法令等の準備が整った平成20年6月より基幹的広域防災拠点と
しての機能を開始しました。
 また、平成20年8月26日には、関係機関と連携し、海上輸送による非常参集等
を行う初動訓練を実施しました。

◆政府広報誌のご案内
○電子ブック「Cabiネット」11月号 ~ 暮らしに役立つ生活情報誌 ~
 『 特集「魅力いっぱいの新しい旅 私の町を見てください」』
特集では、長崎、草津、小豆島、出雲、高野山等で、地域の観光資源を魅力
あふれるものにしようと頑張っている人たちや地域の紹介をしています。

※内閣府発行:政府広報紙(電子版)はこちら→
  http://www.gov-online.go.jp/pr/media/prm/cabinet/index.html

◆編集長だより「わかりやすさ」
                                 広報課長 渋谷 和久
  今日の「政策クローズアップ」でも紹介していますが、昨日10月30日
午後6時から、麻生総理が総理大臣官邸で記者会見を行い、新しい経済対策
「生活対策」の概要を発表されました。

 その中で、既に大きく報道されていますが、高速道路料金の大幅引き下げが
盛り込まれています。これについては、とても関心が高かったので、29日の
夜7時、金子国土交通大臣が「ぶら下がり会見」の形で概要を説明しました。
会見は急遽セットされたのですが、大臣の指示で担当課が大急ぎで簡単なメモ
を作成し、会見後、記者さんたちにお渡ししました。
(→http://www.mlit.go.jp/report/press/road07_hh_000001.html)

 テレビの記者さんたちは、それからが大変です。8時50分頃から9時過ぎ
のニュースに間に合わせるために原稿を作成されるわけですが、パソコンを
たたく指の動きが実に早い。取材をしながら、私たちの専門的な説明を頭の中
でわかりやすい表現に置き換えながらキーを打っているのでしょう。数10分
後にテレビで流れたニュースは、とてもわかりやすい内容になっていました。
これは驚きです。

 「土日祝日は大都市圏を除く高速道路で、乗用車はたくさん走っても上限
1,000円(場所によっては1,500円程度)」という割引については、報道で大きく
取り上げられました。金子大臣も、今朝の記者会見で、「(割引制度が)ユー
ザーにとってわかりにくいことが困る。どこまで走っても1,000円というわかり
やすさ」を考えて打ち出したものだ、という説明をされています。制度自体に
ついても、わかりやすい、ということはとても大事なことだと思います。

 料金割引に限らず、いろいろな施策について、わかりやすさ、ということに
心がけていきたいと思った次第です。最近は、わかりやすさを狙って、説明
資料を、パワーポイントなどを使って「図解1枚」で作成することも多くなり
ました。でも、なるべく正確に、と思いながら作ると、1枚は1枚でも、小さ
な字がびっしりとつまった「大作」になってしまうこともよくあります。これ
ではわかりにくい。反省、反省です。

 そういえば、国土交通省の「広報・広聴憲章」第1条は「私たちは、わかり
やすい広報に努めます」でした・・・

 明日から11月ですね。引き続きメールマガジンをよろしくお願いします。

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