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2008/11/ 6 第35号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◆国土交通セミナー
○住まいの安心をはかるモノサシ。住宅性能表示制度
マイホームの購入は、人生で一番大きな買い物の一つですから、せっかく
手に入れたマイホームに欠陥などがあっては大変です。そうしたトラブルを
未然に防ぎ、万一のときにも消費者保護の立場からすみやかな紛争処理を行
えるよう、平成12年4月1日、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」
が施行されました。
住宅性能表示制度は同法に基づく制度で、住宅の性能を耐震、耐火、省エ
ネ、高齢者等への配慮、防犯など10分野について、32の項目(新築の場
合)で表示し、国土交通大臣に登録された第三者機関が客観的な評価を行っ
て住宅性能評価書を交付します。これによって、住宅を購入するときや建て
るときに、住宅の性能を相互に比較したり、希望の性能を設計者や施工者に
伝えることができるので、希望どおりの住まいを手に入れることができます
し、評価を受けた設計図面どおりに施工されているか、現場の検査が行われ
るので安心です。
また、新築住宅の場合、評価書やその写しを契約書面に添付することで、
評価書に表示された性能を有する住宅の建築工事を行う、またはそのような
住宅を引き渡すことを契約したものとみなされます。万一、評価書に表示さ
れた性能を満たしていない場合には、住宅の供給者に修理・補修を求めるこ
とができます。
もし建設住宅性能評価書が交付された住宅でトラブルが発生した場合は、
国土交通大臣が指定する指定住宅紛争処理機関(各地の単位弁護士会)に
紛争処理を申請することができます。指定住宅紛争処理機関は、裁判によ
らず評価書の記載内容だけでなく、請負契約・売買契約に関する当事者間
の全ての紛争の処理を扱います。
ほかにも様々なメリットがありますので、この制度を是非ご活用ください。
※制度の概要・解説はこちらを参照ください
→ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/hinkaku.htm
◆新着情報[11月6日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○第一回CM方式の契約のあり方に関する研究会の議事概要について
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000028.html
○リコールの届出について
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall08/recall_.html
○少数台数のリコール届出の公表について(平成20年10月分)
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000178.html
○社会資本整備審議会建築分科会建築環境部会省エネルギー判断基準
小委員会(第3回)の開催について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000033.html
[11月5日発表分]
○中部国際空港における未検査旅客の混在による国際線出発便の遅延について
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab02_hh_000002.html
◆行事案内
○11月は「建設雇用改善促進月間」です!
~ 信頼される仕事は 安心できる職場から ~
建設業は、国内総生産の約1割を生み出し、全雇用者の約8%に当たる
449万人の労働者に働く場を提供する基幹産業として、我が国の経済・雇
用を支える重要な役割を果たしています。しかし、働く労働者の雇用管理
の実態は、不明確な雇用関係や、不安定な雇用・社会保障制度や長時間労
働等の従来からの課題に加え、他産業に比べて中高年齢層の占める割合が
高いことや、若年労働者の減少と相まって将来的には労働力が大幅に不足
することが懸念されています。
国土交通省、厚生労働省及び独立行政法人雇用・能力開発機構では、建
設労働者の雇用改善の一層の推進を図ることを目的として、月間中、中央
及び各都道府県において啓発活動を展開します。
建設雇用改善推進に係る行事等一覧(厚生労働省HP)
→ http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/10/h1028-1b.html