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2008/12/19 第65号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◆政策クローズアップ
○住宅不動産市場活性化のための緊急対策について
国土交通省は、12月15日(月)に、「住宅・不動産市場の活性化のた
めの緊急対策」をとりまとめました。これは、12月8日(月)に、麻生総
理大臣から、金子国土交通大臣に対して、我が国の住宅・不動産市場の活
動の停滞を踏まえ、市場の活性化策を早急に取りまとめる旨指示されたこ
とを受けたものであり、住宅・不動産市場の供給サイド・需要サイド両面
からの施策を緊急に講じ、住宅・不動産市場の活性化を通じた日本経済の
再生を図ることを目的としております。
住宅・不動産事業者向けの資金供給については、住宅金融支援機構のま
ちづくり融資の対象事業の拡充により事業資金の調達円滑化を図るほか
(本年12月22日より開始)、健全な事業を営む住宅・不動産事業者に対
して、日本政策金融公庫の危機対応円滑化業務を活用した資金繰りの支援
を進める(本年12月11日より開始)こととしています。
住宅取得の支援に関しては、住宅金融支援機構の証券化支援事業
(フラット35)における優良住宅向け金利優遇(現行:5年間、0.3%
引き下げ)について、既存住宅についての適用要件の緩和(来年1月5日
実施)のほか、優遇期間の10年への延長(H21年度予算要望)が盛り込ま
れています。
民間の都市開発の促進については、大型の都市再生プロジェクトや地方
の優良な都市開発事業に対する支援要請に応えるため、民間都市開発推進
機構の出資・社債取得等による資金支援を行い、開発の立ち上げを促進す
ることとしています。(H21年度予算要望)
このほかに、住宅ローン減税、住宅投資減税、土地の譲渡益課税の特例
措置等も本対策に盛り込まれております。
なお、「住宅・不動産市場活性化のための緊急対策」については、国土交
通省のホームページに掲載していますので、御参照下さい。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house01_hh_000007.html
◆新着情報[12月19日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo05_hh_000006.html
○リコールの届出について
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall08/recall_.html
○トラック輸送情報(平成20年9月分)
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho05_hh_000041.html
○第14回全国水の郷サミットを開催します
~水源を支える地域づくりの“新たな潮流”~
http://www.mlit.go.jp/report/press/water03_hh_000001.html
○平成20年度(第2回)新世代下水道支援事業の採択について
http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000042.html
○平成20年度下請取引等実態調査の結果について
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000033.html
○「第4回航空安全情報分析委員会」の結果概要について
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab10_hh_000008.html
○社会資本整備審議会建築分科会建築環境部会省エネルギー判断基準小委員会
(第4回)の開催について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000039.html
○社会資本整備審議会住宅宅地分科会マンション政策部会(第5回)の開催
について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000012.html
○第7回グリーン物流パートナーシップ会議を開催しました
http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000019.html
◆審議会議事報告関係
○交通政策審議会陸上交通分科会自動車交通部会
タクシー事業を巡る諸問題にタクシー事業を巡る諸問題に関する検討
ワーキンググループ「11回議事録」「12回議事概要」更新
http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s304_taxi01.html
○社会資本整備審議会産業分科会不動産部会「第16回議事録」更新
http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s203_hudousan01.html
◆編集長だより
○「大詰めの予算編成」
広報課長 渋谷 和久
来年度の予算編成が大詰めです。明日(20日)、いよいよ財務省の原案
が内示されます。
予算編成は、毎年8月末に、各省が財務省に対して次年度予算の「概算要
求」をするところから実質的にスタートします。(これに先立ち、概算要求
基準(シーリング)が示されます。)夏が終わり、9月になると、各省の担
当官は、財務省に何度も足を運んで、要求内容の説明をします。9月から
12月のちょうど今頃までかけて、「査定」を行う財務省と各省との間で厳
しい「折衝」が続くことになります。この期間、夜遅く財務省から出てきて、
肩を落として(?)歩いている各省の担当者をよく見かけます。きっと厳し
い指摘を受けたのでしょう。
さて、そうした折衝を経て、「財務省原案」が作成されるわけです。平成
21年度予算の財務省原案は、明日、臨時閣議で報告され、各省に「内示」
される予定です。明日は土曜日ですが、午前9時の臨時閣議終了後、国土交
通大臣の記者会見があり、午後には内示内容について、記者会見室で説明を
行う予定にしています。
さて、例年、クリスマスイブの24日に次年度予算概算(政府原案)が閣
議で決定されます。昨年までは、内示から決定までの間に、内示で盛り込ま
れなかった事項について各省から「復活折衝」を行い、最後には大臣折衝を
行っていたのですが、今年は、内示前の昨日(18日)、財務大臣と各閣僚
との間で「事前大臣折衝」が行われました。
金子国土交通大臣は、中川財務大臣に対して、国土交通省としての重点要
望事項の実現を強く求めたほか、15日に取りまとめた「住宅・不動産市場
活性化のための緊急対策」実施のための予算の確保等を求め、わずか4分間
の予定だった折衝時間が20分近くに延びたそうです。
今年の予算編成では、3,300億円の「重要課題推進枠」があり、その
部分等については内示後に決まるとのことで、これを踏まえて最終的な予算
概算が閣議決定されることになります。また、明日の臨時閣議では、今年度
の2次補正予算概算についての決定も行われる予定です。
明日以降、予算関係の記者発表が続きますので、ホームページやメルマガ
に注目していてください。