国土交通省メールマガジン
ホーム
>
国土交通省メールマガジン 平成21年3月25日
国土交通省メールマガジン 平成21年3月25日
MLIT mail magazine◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2009/ 3/25 第124号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
MLITメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇MLIT mail magazine
◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2現場レポート
外国人に対するおもてなし ~ひとり歩き点検隊(盛岡駅編)~
◆新着情報[3月25日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○建設業活動実態調査(平成20年調査結果)について
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000072.html
○下水道の社会実験!!下水道未普及解消クイックプロジェクト
http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000059.html
○第2回「下水道分野における環境教育の推進に関する懇談会」の開催に
ついて
http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000060.html
○社会資本整備審議会 都市計画・歴史的風土分科会 都市計画部会
「第5回安全・安心まちづくり小委員会」の開催について
http://www.mlit.go.jp/report/press/city01_hh_000010.html
○「雪害による犠牲者ゼロのための地域の防災力向上を目指す検討会」に
おいて提言及びパンフレットがまとまりました
http://www.mlit.go.jp/report/press/city04_hh_000015.html
○「渓流における局地的豪雨に対する警戒避難対策に関する提言」がまとまり
ました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000141.html
○第4回健康維持増進住宅研究委員会の開催について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000059.html
○第7回「バス産業勉強会」の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha03_hh_000043.html
○「地球温暖化に起因する気候変動に対する港湾政策のあり方」答申について
(報告)
http://www.mlit.go.jp/report/press/port07_hh_000015.html
◆現場レポート
○外国人に対するおもてなし ~ひとり歩き点検隊(盛岡駅編)~
(東北運輸局企画観光部)
外国人による「ひとり歩き点検隊」は、外国人旅行者が、安心して、ひとり
歩きできる環境を整備促進するため、実際に外国人の視点で、施設の案内標記
や外国語表記の現状をチェックし、気づいた点などを関係者とディスカッショ
ンするという調査事業です。
外国人による「ひとり歩き点検隊」は、平成18年3月に成田国際空港では
じめて実施され、東北運輸局管内では、平成19年12月に国際定期便のある
4空港(青森、仙台、秋田、福島)で実施し、平成20年度は、東北の主要な
ターミナル駅である盛岡駅と仙台駅において、駅構内とバスなどの乗り継ぎ交
通機関までの案内標記等を点検しました。
盛岡駅編での「ひとり歩き点検隊」は、アメリカ、カナダ、中国、台湾、韓
国の外国人留学生や主婦など8人で結成し、日本に一度ツアーで訪れたことの
ある外国人が、今度は一人で岩手県を訪れ、在来線で小岩井農場を目指すとい
うシチュエーションで行動していただきました。盛岡駅編では、点検隊から、
次のような意見がありました。
・「上り」、「下り」は、外国人には何の意味か分からない
・近距離きっぷ運賃表の駅名に外国語表記がないので、外国語を併記して欲しい
・バスの乗り方の説明(運賃前払い、後払い、現金、チケット)がないので、
外国人がひとりでバスに乗るには不安がある
・駅全体には、案内標記が多く、特に不自由は感じなかった
・「観光案内所」のホスピタリティは大変素晴らしく、説明は完璧でした
などの日本人では気づかない貴重なご意見をいただきました。
点検隊の調査結果は、指摘事項、改善案などを対象箇所の写真とあわせて報
告書としてまとめられ、関係機関、関係者の皆さんが計画的かつ効果的に施設
を整備する際の参考事例としてご活用いただいております。
点検隊の実施により、改善された主な事例としては、青森空港での調査結果
(「案内所の場所が分かりにくい」「トイレの標記が小さい」)を踏まえ、早速、
誰にでも分かりやすい案内板(ピクトグラムを取り入れたユニバーサルデザイ
ンと多言語表記)にリニューアルされました。
なお、青森空港のリニューアルされた案内板は、観光庁のパンフレット(観
光立国の実現に向けて)に掲載され、公共交通機関による情報提供事例として
紹介されております。
10月1日に国土交通省の外局として発足した観光庁は、観光立国の実現に
向けて、各種施策を展開しておりますが、外国への魅力発信と並んで外国人の
立場にたった受入体制の整備を進めることが今後も重要であり急務です。これ
こそ、究極の「外国人に対するおもてなし」ではないでしょうか。