国土交通省 メールマガジン

国土交通省 メールマガジン 平成21年5月20日

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                         2009/ 5/20 第160号
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◇目 次◇
 1新着情報
  ・本日の報道発表
 2現場レポート
  ・国土地理院の三角点
 3募集してます
  ・パブリックコメント(意見公募) 

◆新着情報[5月20日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○社会資本整備審議会産業分科会不動産部会(第22回)の開催について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo16_hh_000020.html
○国土審議会政策部会第1回集落課題検討委員会の開催について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudo03_hh_000017.html
○水源地域(水の里)の共同プロモーションに関する検討会の設置について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/water03_hh_000006.html
○「土地の有効利用のための土壌汚染情報等に関する検討会」
  http://www.mlit.go.jp/report/press/land02_hh_000036.html
○平成21年不動産鑑定士試験(短答式試験)における試験問題の出題誤り
 について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/land04_hh_000026.html
○平成21年度長期優良住宅等推進環境整備事業(タイムシェア型住宅供給の
 促進)の提案の募集の開始について (★用語解説)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000016.html
○リコールの届出について(TCM JR180 他)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000325.html
★用語解説:タイムシェア型住宅
 複数の所有者がそれぞれ所定の期間に毎年使用することができる権利を
保有するかたちで「共同所有」するリゾートマンションなどの住戸。

◆現場レポート
○国土地理院の三角点 ~映画「劔岳 点の記」~(国土交通省国土地理院)
 見晴らしの良い山の頂には、大抵「三角点」が有ります。皆さんも三角点
目指して山に登った記憶を持っていることと思います。これらの三角点は、
国土地理院の前身である参謀本部陸地測量部が日本の全国土をカバーする
「5万分の1地形図」を作成するために、明治から大正にかけて設置したも
のです。そして、この事業には多数の測量官が全国津々浦々に出張し、三角
点( http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/detail/main.html)約3万2千点、
水準点( http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/level/main.html)約1万5千点を
設置しました。
 これらの基準点を基に全国の「5万分の1地形図」が完成しました。
約100年を経た現在でも、これら三角点や地形図は、国家基準点として、
国の基本図として維持管理され、地域の開発や図面の作成など各種測量の基
準として利用されています。
 さて、6月20日から全国で公開される、映画「劔岳 点の記」は、明治
40年(1907年)に測量官 柴崎芳太郎が三角点設置のため、当時登ってはな
らない針の山と言われていた剱岳に、苦労の末に測量隊を率いて登頂する
新田次郎原作の山岳小説を映画化したものです。
 タイトルにもなっている「点の記」とは、測量標石(三角点などを示す石)
などを設置した時に、次に基準点を使う人のために経路、敷地の管理者、標
識等に使う資材の調達方法など必要な事柄を記した測量記録です。柴崎測量
官は、剱岳にも三角点標石の設置を検討していましたが、険しさ故に叶いま
せんでした。従って、剱岳に点の記は存在しなかった訳ですが、柴崎測量隊
の剱岳登頂から平成19年(2007年)に100年目を迎えることから、国土地
理院北陸地方測量部では、富山県内をはじめとした関係機関等のご協力をい
ただき、山頂に三等三角点を設置し、剱岳の標高を2,999mと確定しました。
( http://www.gsi.go.jp/hokuriku/100syuunen-index.html
 国土地理院では、国土調査(地籍事業等)に資するため、現在でも年間約
1,000点の四等三角点を新設しています。また、「位置情報基盤の整備」
として離島などに三角点を設置するとともに、新時代の基準点であるGPS
測量に対応した電子基準点( http://terras.gsi.go.jp/gps/gps-based_control_station.html
を全国に1,200点以上設置しています。電子基準点は、日本列島の地殻
変動を連続的に監視する役目もあり、日々の地殻変動結果は関係機関などに
提供されています。
 地震や火山噴火が起きると、短時間のうちにその変動を把握し、地震の
規模等の解析や発災後の対策等に役立っています。また、現地調査によって
災害状況の把握をする一方、周辺の三角点や水準点において詳細な地殻変動
を把握するための測量も実施されます。その結果は、復旧工事測量などに必
要な水平位置や高さの基準を速やかに回復することになり、地震を起こした
断層やマグマの動きを調査するための貴重なデータとなっています。
 国土交通省国土地理院: http://www.gsi.go.jp/

◆募集してます
【パブリックコメント(意見公募) 5月20日 公表】
○「共同の事業に関する事業場認定の指針」の制定に関するご意見の募集に
 ついて
  http://www.mlit.go.jp/appli/pubcom/cab11_pc_000008.html
○「整備業務の管理の受委託の許可に係る運用指針」の改正に関するご意見
 の募集について
  http://www.mlit.go.jp/appli/pubcom/cab11_pc_000007.html
 

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