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2009/ 5/28 第166号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・大臣会見要旨(5月22日、26日)
・事務次官会見要旨(5月25日)
2政策クローズアップ
平成21年版「首都圏白書」
3政府広報番組のご案内
・G空間社会ってナニ? ~地理空間情報の活用~
4お知らせ
・「旅フェア2009」明日より3日間、開催されます
◆政策クローズアップ
○平成21年版「首都圏白書」
今月22日、平成20年度首都圏整備に関する年次報告(平成21年版首都圏白
書)を公表しました。この白書は、首都圏整備法(昭和31年法律第83号)第
30条の2の規定に基づき、首都圏整備計画の策定及び実施に関する状況につ
いて、毎年国会に報告しているものです。
今年の白書では、「本格的な高齢化社会の到来」と「地球温暖化対策」と
いう、今後の我が国を展望する上で避けて通ることができない2つの課題に
着目し、首都圏における現状や新たな取り組みなどを報告しています。
第1章第1節では「首都圏における高齢化の動向」について紹介していま
す。首都圏の高齢者人口は、全国より高い伸びを続け、10年間で約320万人
増加します(H17:761万人→H27:1,078万人)。特に都心から約10km~50km
圏内の地域における高齢者人口の増加が顕著です。この地域は、都心へのア
クセス性が良いなどの理由から宅地化が進んだ地域であり、団塊の世代が多
数居住していることから、今後、急速に高齢者が増えていくと考えられます。
また、平成47年には高齢化がさらに進展し、首都圏の15市町村で高齢化率が
50%を超えることが推定されます。
このように首都圏でも急速な高齢化が予測されるなか、白書では、高齢者
の生活環境の視点から、公共施設のバリアフリー化や社会福祉施設の整備に
関する現状などについても報告しています。例えばノンステップバスの導入
状況について見ると、首都圏は全国より導入が進んでいるものの、約4割程
度の導入にとどまっています。特に、北関東4県における導入率は、約1割
と低い水準にあります。
次の第1章第2節では「首都圏の地球温暖化対策の動向」について紹介し
ています。首都圏のCO2排出量は全国の約27%を占め、全国と同様に増加基
調にあります。首都圏におけるCO2排出量を部門別に見ると、産業部門につ
いては全国より低い水準にあるものの、業務部門及び家計部門の排出量が全
国に比べて高く推移していることが特徴と言えます。
首都圏の地方自治体などでは業務・家計部門におけるCO2排出抑制に資す
る先進的な取り組みが実施されています。白書では、包括的に省エネルギー
化をマネジメントするESCO事業の導入により、エネルギー使用量を約28%削
減した「東京都立広尾病院」の事例や地域冷暖房施設の導入により、CO2排
出量を約48%削減する予定の「東京スカイツリー地区」における事例などを
紹介しています。
この他、第2章では、さまざまな首都圏整備の状況について記載していま
す。「平成21年版首都圏白書」は、国土交通省のホームページに掲載されて
いますので、ぜひご覧下さい。
◆お知らせ
○「旅フェア2009」明日より3日間、開催されます!
国内最大級の観光見本市であります第15回日本観光博覧祭旅フェア
2009が、明日より3日間、「パシフィコ横浜」で開催されます。地域
毎に分けられた会場では、展示や、産直の味覚・体験のほか、おとなもお
子さんにも楽しんでいただけるイベントが期間内予定満載です。旅フェア
で皆さんにぴったりの旅行を見つけてみませんか?
詳細はこちらをご覧ください→「旅フェア2009」公式サイト:
http://www.tabifair.jp/