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2009/6/10 第175号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・大臣会見要旨(6月5日、9日)
・次官会見要旨(6月4日、8日)
・人事異動(6月10日付)
2政策クローズアップ
地域のまちづくりに対する支援を強化 ~都市再生特別措置法等の改正~
3政府広報番組のご案内(6月12日及び13日放送分)
※今週の「現場レポート」はお休みいたします。
◆政策クローズアップ
○地域のまちづくりに対する支援を強化 ~都市再生特別措置法等の改正~
6月3日、国会での審議を経て「都市再生特別措置法及び都市開発資金の
貸付けに関する法律の一部を改正する法律」が公布されました。この法律と
先に成立した平成21年度予算に盛り込まれた関連予算により、地域住民や
地元企業等によるまちづくりに対する支援が強化されることになります。
地方都市を中心にまちの魅力や活力の低下が急速に進展している中で、ま
ちづくり会社やNPO等の新たな主体の活動が活発化しており、地方公共団
体とともにまちづくりを担っていくことが強く期待されていますが、最近の
経済情勢の急速な悪化等も影響して各地で困難な状況に直面しています。
また、鉄道駅周辺や大規模な開発が行われた地域等において、地域のまち
づくりルールに基づいて歩行者デッキや歩行者専用通路等を整備・管理する
事例が増加しつつありますが、最近の経済情勢を反映して所有者の変更の頻
度が高まっていることから、こうしたルールの維持が困難となっている例も
散見されています。
今回の都市再生特別措置法等の改正や関連予算措置は、こうした状況を踏
まえて、地域の住民や地元企業等が主体となったまちづくり活動や公共的な
空間の適切な整備・管理等を通じて、まちの魅力や活力の維持・向上を促進
し、地域の活性化を図ることを目的としたものです。
これらの施策により、地域のまちづくりに対する以下の支援措置が講じら
れることとなりました。
(1)まちづくり会社等が施行する駐車場の整備や空き地・空き店舗の活用等
に係る都市開発資金の無利子貸付制度の創設
(2)まちづくりのための計画策定やオープンカフェなどまちなかに賑わいを
創出する社会実験等のソフト活動に対する補助制度の創設
(3)歩行者デッキや地下通路等を地権者により適切に整備・管理するための
地域のまちづくりルールについて、第三者が新たに土地等を取得して当
該地域の地権者となった場合にも適用することを可能とする歩行者ネッ
トワーク協定制度の創設
(4)中心市街地活性化や歴史まちづくりなど、国として特に推進すべき施策
に関して、まちづくり交付金の交付率の上限を40%から45%に引き
上げ
今後、これらの支援措置を活用するとともに、制度の周知・普及や運用の
改善に努めながら、地域住民や地元企業等が主体となったまちづくりを一層
推進していきたいと考えています。
◆政府広報番組のご案内
○空の安全をささえる航空保安職員 <テレビ放送>
放送日時:6月12日(金)21:30~22:00(BS朝日)
6月14日(日)11:00~11:30 再放送
放送番組:「峰竜太のナッ得!ニッポン」
http://www.gov-online.go.jp/pr/media/tv/nattoku/index.html 飛行機にまつわる仕事といったら、何を思い浮かべますか?パイロット、
キャビンアテンダント、整備士・・・?それら航空会社のスタッフ以外に専門
的なライセンスを有した「航空保安職員」(国土交通省職員)がいます。
航空機の安全な運航を支える、その知られざる活躍の様子と、航空保安のエ
キスパートをめざす学生達が専門教育を受ける「航空保安大学校」を紹介し
ます。
航空管制官採用試験の受付が間もなく始まります。また、航空管制運航情
報官、航空管制技術官を目指す航空保安大学校の学生採用試験の受付も始ま
ります。普段なかなか耳にすることがないこれらの仕事について解説します。