国土交通省　メールマガジン

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009/7/13　第198号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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◇目 次◇
　１新着情報
　　・本日の報道発表
　　・人事異動（7月11日、13日付け）
　２政策クローズアップ
　　都市政策の基本的な課題と方向
　　　～社会資本整備審議会都市計画部会小委員会報告～
　３お知らせ
　　・企画展開催のご案内 ～地図でふるさとめぐり～（国土地理院）
　　・審議会議事録等の掲載情報

◆新着情報［７月１３日発表分］
【報道発表】※各ＵＲＬで内容を見ることができます。
○Ｈ２１年度第１回自然再生専門家会議の開催について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo10_hh_000030.html

○建設業と地域の元気回復助成事業の二次募集について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo14_hh_000089.html

○第２回「不動産市場安定化ファンドの設立・運営に関する検討委員会」の
　開催について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo16_hh_000026.html

○平成２１年度水源地域活性化リーダー養成研修の参加者を募集します
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/water03_hh_000009.html

○社会資本整備審議会道路分科会　第２９回基本政策部会の開催について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000085.html

○地域木造住宅市場活性化推進事業の公募（平成２１年度第２回）について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000085.html

○「平成２１年度　特定港湾施設整備事業基本計画」について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000013.html

○日本・米国航空協議の結果について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000090.html

○総合物流施策大綱（2009-2013）について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000032.html

【国土交通省人事異動（平成21年7月11日、13日付け）】
　　http://www.mlit.go.jp/about/h21jinji.html

◆政策クローズアップ
○都市政策の基本的な課題と方向
　　～社会資本整備審議会都市計画部会小委員会報告～

　都市政策の基本的な課題と方向検討小委員会が、６月２６日に約１年にわた
る調査審議の成果をとりまとめ、同日の都市計画部会に報告を行いました。

　本小委員会は、わが国の都市を巡る社会経済情勢が変化する中で、今後の都
市政策はいかにあるべきか、について、昨年５月以降１０回にわたって審議を
重ねて参りました。多角的な視点で審議を進めるため、非常に多様な分野の専
門家から委員が選出され、委員全員からそれぞれの専門分野の視点で、都市政
策の課題と今後の方向性ついてプレゼンテーションをしていただき、それをも
とに報告がとりまとめられました。以下に、本報告の内容を紹介します。

　第一章では、人口減少・高齢化の進展、地球環境問題の深刻化、国際的な都
市間競争の激化など都市を巡る社会情勢の変化と都市政策の課題を明らかにし
ました。

　第二章では、基本的な理念として、将来世代へより良いものを引き継ぐとい
う価値観を重視し、各都市の個性・実情に応じて、社会、文化、経済、環境等
様々な側面から豊かで活力ある持続可能な都市を目指すべきであることが示さ
れました。

　第三章では、都市政策が転換を図るべき以下の４つの視点について述べてい
ます。
（１）交通、産業、環境等様々な政策分野との連携によって都市政策としての
　　　総合性を発揮する「政策領域の拡大」
（２）都市の外縁部等にも目を向ける「空間的範囲の拡大」
（３）施設整備後の維持管理を含めた都市の効率的運営等の「時間軸の拡大」
（４）住民、企業、NPO等が主体的に関わっていく「多様な主体の参加と実践」

　第四章では、これらの現状・課題認識や理念を踏まえ、今後、都市政策が目
指すべき方向性をとりまとめています。

　基本的な方向として、課題対応型から、関係者の合意による都市の将来像の
実現を目指すビジョン実現型の都市政策に転換することとし、国として全国的、
国際的な課題を踏まえたビジョンの共通方針を示しています。

　まず第一に、集約型の都市構造を目指し、環境と共生するシステムを併せ持
つことで、人口減少、財政的制約、地球環境問題等の諸問題に対応しうるエコ
・コンパクトシティの実現です。都市機能が集積した拠点的市街地の再構築と
それら拠点間の公共交通軸による連携、都市環境施策の総合化等を図ることと
されています。

　その他、リスク情報の活用等による安全で安心なまちづくり、都市の国際競
争力の強化と国際連携の推進、都市の有する様々な資源を活用した美しく魅力
ある都市の実現が掲げられています。

　また、施策展開にあたって多様な主体による様々なレベルのまちづくりの推
進の方向性を提示しています。その上で、都市計画制度と市街地整備制度につ
いて当面の見直し検討の方向性を提言しています。

　本報告に示された方向性を踏まえて、都市計画部会に同日設置された「都市
計画制度小委員会」における都市計画制度の見直しの検討をはじめ、必要な施
策の具体化等の議論が進められる予定です。

　発表資料： http://www.mlit.go.jp/report/press/city02_hh_000013.html

　
◆お知らせ
○企画展開催のご案内　～地図でふるさとめぐり～（国土地理院）
　国土地理院の「地図と測量の科学館」において、7月18日より、企画展
『わが町の観光マップ（茨城県）～地図でふるさとめぐり～』を開催しま
す。展示する観光マップは、各地の様々な観光スポット（自然、歴史、祭
り、食（グルメ）等々）がそれぞれ個性豊かに表現された地図となってお
り、地図の持つ情報伝達手段としての有効性を十分に発揮できるような工
夫が施されています。
　また、企画展開催期間中の7月26日（日）13時より、同館「オリエンテー
ションルーム」において、特別講座「いろいろな地図の作り方をまなぼう」
を開催します。小中学生とその保護者を対象としている講座では、実際に
地図作りの楽しさを体験していただけるような企画をご用意しています。
ちょっとした工夫をプラスして、夏休みの宿題にもお役に立てるかもしれ
ません。詳しくは、国土地理院ホームページをご参照ください、皆さまの
ご来場をお待ちしています。
　
　発表資料： http://www.gsi.go.jp/kohokocho/kohokocho60006.html　
　　　　
【審議会議事録等の掲載情報】
○交通政策審議会　海事分科会　第６回船員部会
　　http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s303_senin01.html